塾生の伏谷です。
順番が遅くなってしまいましたが、1月18日(金)分です。

先日、プチぎっくり腰をやってしまい、話の流れで急性の症状に対するアプローチ「RICE処置」を習いました。そして、私の症状に対する具体的な処置について皆さんと検討。

原因筋の分析を行いましたが、事が起きた発症時点で「痛くない姿勢」は確認したものの、「痛い姿勢」は探していませんでした。
右向きが楽だったのでそっちを向いてましたが、
「逆はどうだったの?」
と聞かれて閉口・・・
痛くて「痛い姿勢」を探せる状態では無かったのが本音ですが、逆に探す発想も無かった点で、まだまだ整体師の目線ができてないなと反省です。

結局、自己診断では、骨盤の前傾(腸腰筋)の問題と捉えて、そのストレッチ等をやっていましたが、うつ伏せが可能だった点で原因筋の可能性から腸腰筋は除外。
現時点では痛みが抜けてるので正確には分かりませんが、体を捻る動作で発生した点から、背骨の回旋に関わる筋肉が原因だったのではないかという事でした。

極々当たり前ではありますが、施術の方針決定も含め、診断の部分から整体師の役目が始まっていると改めて認識した次第です。

「腰痛ならココ」みたいな画一的な施術では、千差万別の症状に対応できないので、診る目を養っていきたいと思いました。

それには、数を診る(こなす)のが一番だと思うので、どんどん診ていきたいと思います。

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伊藤です。伏谷さん投稿をありがとうございます。
自身のブログも頑張っていますね。

“痛みが消える姿勢”がひとつしかなければ話は早いのですが、今回の伏谷さんの場合は

○複数あったこと
○相反する姿勢であったこと

が難しくいています。
なので、“痛みが増す姿勢”というヒントがないと、直接的な原因筋は特定できませんでしたね。

しかし、ソコが壊れた原因は股関節外旋筋に見つかったように思いますがどうでしょう。

(失礼ながら一箇所訂正しました。どこか?なぜそうなのか?考えてみて下さい。あと、我々だするのは『見立て』。診断ではありません。よろしく)

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伏谷です。

「股関節外旋筋」
そうでした。体を捻る動きは可動域が少ない背骨の回旋だけではなく、左回旋の場合、右股関節の外旋(左股関節の内旋)がきちんとできないと背骨の回旋筋に負担が掛かるという説明を頂いていました。

「訂正箇所」
自分が書いた記事の記憶が曖昧なんですが、「骨盤の前傾が問題」の所でしょうか?「後傾」と書いた気が・・・
(ここだとして)
結果的には今回の症状とは関連性が低かったですが、「後傾」は「痛くない姿勢」だったので、“問題”では無かったです。
おそらく前傾できないから後傾が楽だったので、「前傾」の方が問題という推測は可能です。
また、腰反りもあれば別ですが、後傾の場合、腸腰筋は伸びていて作用していないんでした。
だから、後傾から腸腰筋を導くのはおかしくなります。
「前傾が問題で、だから腸腰筋」じゃないとおかしいですね。
(訂正箇所・論点がずれてたらすみません。)

「×診断」
は失礼しました。
言葉の使い方、気を付けます。

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