平成27年の授業がスタートしました。
新しい方が2名増え、塾が賑やかになってきて活気で溢れています。
土曜日はスタート講座。連続のスタート講座となりましたが、整体師として一番大事な基本部分となるので頭の中に染み込ませる為にとてもありがたい時間です。

日曜日は見学者さんがお見えになり、一通りの施術をさせて頂きました。見学者さんを触らせて頂いたのは今回が2度目。前回よりは体の状態を見て縮んでいる筋肉はどこなのか、なぜそこが凝るのか予想することが出来ました。今回の見学者さんは産後1年目のお母さんで、産後間もない方の体を初めて触らせて頂きました。
施術してみて思ったのは、妊娠時に筋肉が伸びたせいか、通常の人よりも腰回りの筋肉が柔らかかったです。それは圧を入れた時の感触がです。割と指が深く入る感じがしました。腰の痛みの確認の時は、どこが痛いのか若干分かりにくかったですが、TP(トリガーポイント)を触るとしっかりコリはありました。
お子さんを抱っこする為、上腕二頭筋はガチガチに凝っていました。上腕二頭筋が肩や首の筋肉を引っ張っていた為、背中から首にかけて症状が出ているということが分かりました。体は柔らかい方で、動診ではあまり引っ掛かる所はありませんでしたが、柔らかいアウターの筋肉で固定しようとするから凝ってしまうので、インナーマッスルで体が支えられるようになる様アドバイスをしました。

産後は骨盤を締める腹横筋が伸びてしまっており、骨盤の開きを戻す力が無くなっています。なので、骨盤の形を戻すためにもスタビライゼーションでインナーマッスルを鍛える必要があります。産後、体系が変わってしまうのは、腹横筋の伸びをそのままにしてしまうからだと思います。
体の形は骨盤の形で大きく変わってくると私は思っています。体は連動して動くので、支点となる骨盤が正しくないと肩甲骨や頭の位置も変わってきて、姿勢が崩れてしまいます。出産前の体に少しでも戻れる様、いや、出産前より綺麗な体になれる様、骨盤矯正を頑張って頂きたいと思いました。