塾生の石田です。

今回で二回目の集中講義、放課後は 望年会もあり楽しい湘南台の生活を送ることができました。カラオケは、上手いと評判の先生の歌や・ミオヤマザキ実妹の歌を聞きたかったのですが、何分にも50才を過ぎると眠くてスミマセン、塾卒業の頃には気力も体力も充実すると思うので参加?

講義の中で、睡眠時の姿勢について話が出ました。

寝姿は仰向けと寝返りがし易い寝具が体への負担が少なく理想ですが、しかし仰向けに寝られない人が私を含め意外にも多いと思います。理由はいろいろと考えられ、1、背中が痛い 2腰が痛い 3、膝が伸びない 4、腰痛の時横向き(えび寝)がそのまま習慣化 等々ありますが、私は、先生に腕のコリをほぐして背中の痛みを取って頂き、仰向けが楽になり本当に良かったです。

手力では主に四肢の屈筋のコリをほぐし、伸筋とのバランスを整えることで体幹の痛みを取り除きますが、世の中には手足を、生まれながらに・病気・事故とかで無くし、そのような調整がしたくても出来ない人がおられます。

そこで、

右股関節から離断の方に、「手技の参考にして下さい!」と、言って頂き、日常生活や寝る時の姿勢のお話を聞く機会がありましたので、ここにいくつか紹介させて頂きます。

1、荷物は、右義足側の手で持つためか?、右肩痛。

2、義足は腰で振り出す感じで操作しているので腰が疲れやすく腰痛。

3、床が滑りやすい所・微妙な凸凹・階段下りは怖い。

4、常に膝の痛みがあり、寝るとき膝が伸ばせないので横向きに寝ている。

5、足が無い方を上にして横向きで寝ると、無い足が浮くような感じがして違和感があるので、その反対の方向ばかりに偏って寝てしまう。

6、義足装着部分は、いつも冷たく、感覚は過敏でピリピリする、しかも体の放熱の面積が少ない分、体は熱くなる。

7、義足のメンテナンスは出来ても、体側はどの様にすれば良いか、とても情報が少ない。

8、手技をしてもらえる所がないのと、もしあったとしても不安で行けない。病院では、レントゲンと痛み止めの注射だけ。

以上、貴重なお話をお聞きして、痛みの原因を考えました。

○膝痛:義足は付けているとはいっても、ほとんど左側の足に重心がある。

○腰痛:右の義足(股関節)の伸展の動きで、大殿筋がハムストの代わりのも負っている、また、寝姿が横向きで、左足を支えるはずの右足が無いので、余計に下がり過ぎて内転することから殿筋群が余計に伸ばされて腰部左右に圧痛点が出ると思われます。そこで、抱き枕を進めたところ腰や膝の痛みが少しましになられました。 (屈曲は伸展の反動を利用されている様です)

○肩痛:寝姿がいつも右肩に負担が掛かっている。荷物をいつも同じ右側で持つ。

以上、考えたことですが、もっと手力の修行が進めば、 気が付くことも増えると思います。

この方は、杖もあえて使用せず、バリアアリーの生活を心がけており、いつも健常者の方と変わりない動作で、今回お話を聞いてはじめて、体のあちこちの痛みを長年我慢され続けておられることを知り、せめて睡眠の時には頑張っている筋肉を休ませてあげたいと思いました。

また、お話の中で「障害者の学校では、片足無いことは一番軽い方で、もっと重い障害の方々が沢山いて、その方々のお手伝いをするのが、私たち軽い障害者達の役目でもあった」が一番印象に残りました。

最後に、入塾間もない私が述べるレベルでないと思いますが、障害者の方々のセルフケアを見つけ出し、手技に結び付けて、将来少しでもお役に立ちたいと思っています。