塾生eです。 今回、塾生kさんが「自転車に(こいでいる時ではなく)乗るときに違和感がある」とおっしゃいました。自転車に乗ろうとして片足を上げる(前に上げるのではなく、後ろに引くようにして上げる)と、上げた足とは反対側の支えている足が痛むのだそうです。そこで、kさんの股関節周りに焦点をあて、どの部分をほぐしたら良いかを皆で考えました。
kさんに仰向けになってもらい、「セラピストが行う動診」を行いました。私は“股関節周りが全体的に固いけれど、特に内旋・内転がキツそうかな”という印象を受けました。けれど先生から「左のパトリック(外転・外旋・伸展のチェック)が右よりも固い」と言うことを、実際の動診をしながら説明していただきました。指摘を受けてから見ると、確かに外転した股関節の開きが狭かったです。
動診をすることは今まであまりありませんでしたが、症状を見極めるには動診はとても重要なので、動作の細かいチェックや右と左の動く範囲の差などもわかるように気を付けて行いたいと思いました。

股関節の動診

「股関節周りが固い人はなぜか側頭筋がぷよぷよしている」とのことで、実際にkさんの側頭筋を触らせてもらい、ぷよぷよが消えるまで押してから再度股関節の動診を行いました。不思議な事に、少し楽になっているとのこと。人体の神秘を目の当たりにしました。
その後さらに大腿筋膜張筋、縫工筋、梨状筋、薄筋をほぐしました。場所がなかなかわからず苦戦しましたが、kさんと、いらしていた卒業生Yさんからもアドバイスを頂きながら行いました。ほぐしたあとは再々度の動診。まだ少し固かったのですが、先生や卒業生Yさんが抵抗運動を行うと、かなり固さが取れたそうです。

相手の症状を見極め、どの筋を責めて、固さや違和感を取りきれなかったらどんなアプローチをしていくのか…。考えるととても難しそうです。シンプルに「パッと」ひらめくようになるには…とにかく実践が大事なのでしょうね。頑張ります。