塾生eです。
日曜日にトリガーポイント講座上級を初めて受けました。
私はこの講座を早く受けたいと思っていました。手力整体はトリガーポイントで痛みをやわらげる施術なので、この講座を受けることで理解がより深まるのではないかと思っていたからです。

まず筋収縮の種類についての話でした。伸張性収縮、等尺性収縮、短縮性収縮の3つの種類があります。以前臨床の授業で教わったとき理解するのに苦戦してしまい自分で少し勉強した部分だったので、今回はとても良い学びなおしになりました。

トリガーポイントの探し方の「覚えておきたい目安」も、とてもためになりました。授業で「手足相関」という言葉をたびたび聞いていたのですが、今回の講座でくわしく学ぶことが出来ました。
実際に塾生同士で体に触れながら、「ふくらはぎがかたいから、相関している前腕をゆるめてみる」というような施術も行いました。私のふくらはぎはびっくりするほどかたかったのですが、前腕を押してもらったらだいぶふくらはぎがほぐれて驚きました。
これなら自分のハムストを上腕二頭筋でほぐせるかもしれません。コリを取る為に私達は基本手技を学んでいますが、手足相関などを使うことで対応の幅がとても広がると思いました。「どんな相関があるか」を考えるのも、楽しいかもしれません。

トリガーポイント初級講座で教わる、視診・動診も行いました。動診では「痛みの出る場所はあまり考えず、やりにくい動作を考える」という事が大事なのですが、つい「ハムストかな…」など痛みの出る場所を気にしてしまったので注意したいと思いました。また、もっとスムーズに検査ができるよう上手な声かけができるようにしたいです。

他に今回の講座で心に残った事は「無意識に短縮しているところにコリができていることが多い」と言うことです。たとえばあぐらをかいていると股関節の屈曲に関係している筋肉(腸腰筋、大腿筋膜張筋など)は短縮しています。けれど、短縮しているだけで力は入っていません。そういった普段の何気なく行っている動作でもコリができるので、施術する相手がどういった姿勢をしていることが多いのか、どんな生活習慣があるのかを聞くことがとてもたいせつだと思いました。

良くできました