日曜日午前中の本講座前に、パンチ先生にお願いして、
基本手技の初めから終わりまでを通して施術をしていただいた。

手力整体塾では、教材のDVDにこの基本手技はすべて先生の解説付きで収められていて、
本講座の中で各塾生の進度に合わせて実技の指導をしていただいている。
本来それで十分なのだろうが、私の中では各パートがバラバラに存在し、つながっていなかった。

施術前の問診・触診で、主訴を右肩の痛みとして施術が始まった。
一時間強の施術を受ける中で一番強く感じていたのは、流れだった。
すべてがよどみなく流れるのはもちろんだが、何と言ってもメリハリがはっきりしている。
主訴に大きく関わる部分では、時間をかけて丁寧に、遠い部分は必要最小限に、
それがはっきり感じられたと同時に、それらの手技がすべて意味を持っていることを実感した。

自分はまだ一つ一つの手技で結果を出す練習にとどまり、
全体のなかの部分という意識が希薄だということに気づいた。
手技の一つ一つは独立して存在するのではなく、
すべてが協調して主訴を取ることにつながっていくことを意識しなくてはならない。

この前日には私が通しで先生の身体に触らせていただいた。二時間弱もかかった。
そのときはなぜこんなに時間がかかるのか疑問だったが、先生の施術を受けてわかったのは、
この二つの通しは別の意味を持つものだということ。
先生の施術は、主訴を確認しその主訴を取り除くための施術。
私のは手技の一つ一つを正しく行えるよう確認するためのもの。
私が未熟なこともあり、時間がかかるのは当然の結果だった。

頭のなかで、これまでバラバラに存在した手技の各パートが、つながるきっかけをいただいた。
卒業に向けてもう数段ギアを上げる必要性を、ひしひしと感じた。

時間外にも関わらず、一塾生の申し出に応じていただいたパンチ先生に感謝いたします。