塾生s.sです。
日曜日の授業では基本手技をじっくりと練習させていただきました。
なかなか進んでいなかった基本手技。施術の順番だけではなく、圧をかける角度や筋肉の位置、自分の施術姿勢を丁寧に確認しながら行うことができました。

施術を行うにあたって私の体の使い方の課題の一つに、施術を行うとき腰が立たずに骨盤が後傾してしまうために丹田を正しい位置に置くことができず圧が相手にストレートに伝わらない(圧が逃げてしまう)ということがあります。この姿勢をわかりやすくいうと腰を丸めてしまう、腰が引けているという感じでしょうか。
意識しないとついつい骨盤が後傾してしまう、いつからこういう姿勢が癖付いたのか?と思い返した時、ここ数年の生活習慣が思い当たりました。

それは出産をきっかけに生活習慣の一部に「授乳」という動作が入ったことです。
現在1歳を越してもなお授乳回数が衰えない息子、またその息子が産まれる直前まで授乳をせがんだ現在4歳の娘、トータル5年近く授乳を日々休みなく繰り返す中で生み出されてしまった体勢がこの腰の丸まり、骨盤が後傾してしまう原因の一つとして大きく関わっているのではないかと考えられました。

〜授乳姿勢〜

赤ちゃん(幼児)の大きさによっても変わりますし、自我が出てくると自分の気に入った体勢で飲みたがったりもします。私は授乳するとき胡座をかいたり椅子に座ることが多いのですが、現在1歳の息子(体重10kg)は頭を私の左前腕に乗せたポディジョンでの授乳がお気に入り。
しかし、子どもといえども頭を前腕だけで支えてちょうど良い位置にその頭を持ち上げるのはきついので、腕の力をセーブするために骨盤を後傾させ腰を丸める姿勢(腰椎屈曲)をとって自分と子どもの距離がちょうどよくなるように調整していました。

骨盤後傾・腰椎屈曲(後弯)の姿勢で施術を行うと、腰が引けて丹田が前にでないので上記したように相手にしっかりと圧が伝わらず、さらにその圧不足を補うため余分な筋力を使ってしまうので自分の体も力みが生じ疲れやすくなってしまっていました。
また、この姿勢だと肩甲骨も外転しやすく猫背になり、さらにバランスをとるため頭は前方へ出てしまうので頸や背中が張りやすくなるという実感もあります。

さらに、授乳体勢時(左腕で子どもの頭を抱える姿勢)の左側上半身の関節の動きを分析すると、

【肩関節】 屈曲 内転 内旋
【肘関節 】屈曲
【橈尺関節】回内
【手関節 】 屈曲 内転
【肩甲帯】外転

というような状態だと考えられます。
また、子どもの頭を前腕で支える状態であることから前腕にはかなりの負担がかかっていると思われます。 それぞれの関節の動きをもとに、この体勢でがんばって働いてくれている筋肉を探し出すと、

【肩関節】三角筋 肩甲下筋 烏口腕筋 上腕三頭筋 大円筋 広背筋 大胸筋
【肘関節】上腕骨 上腕三頭筋 腕橈骨筋
【橈尺関節】腕橈骨筋 円回内筋
【手関節】橈側手根屈筋 尺側手根屈筋 長母指屈筋 長掌筋
【肩甲帯】前鋸筋 小胸筋

などたくさんの筋肉が挙げられます。
また、利き手である右手で家事を行うために授乳時以外にも子どもを抱っこするときは左腕だけで支えることが多いのですが、10kgの子どもを片腕だけでささえるというのは、決して華奢ではない私でも繰り返し行うと結構な負担になります。(華奢なお母さんは本当に大変ですね。。)

腕、頸、肩、腰〜すべてにおいて左側だけに顕著に凝りを感じる私の体はこの左に偏りがちな生活習慣が大きく関わっていると考えられますが、なかなか今すぐこの習慣から抜け出せるものではありません。

そんなときはひとまず現実を受け入れ、セルフケア。 収縮して凝り固まった筋肉はストレッチで伸ばすことが大切です。手強い凝りを改善できるよう自分の体を使って試行錯誤していこうと思います。
よく出来ました