塾生s.sです。
整体を学びはじめてから少しずつ自分のからだの事を理解し感じることが習慣化してきた現在もコリや痛みと悪戦苦闘している私。それに対してセルフケア(ストレッチなど)をして応戦するもののコリとケアのいたちごっこのようになり、なかなか根本的に改善しないな〜と少々悩んでおりました。(もちろんケア後によくなるだけでもステップアップともいえるのですが…)

施術でコリをとること、また自分でストレッチを行うことで痛みは緩和されます。しかしながら、また同じ動作や姿勢をとれば当然同じようにコリや痛みが再発する。そのスパイラルから抜け出すためには、やはり施術やストレッチに加え、よくない体の使い方や姿勢の癖を自分自身で意識し正していく必要性があると感じました。

そういうわけで、毎度になりますが自分の体を題材に考えてみました。


私の場合、子どもがまだ小さく抱っこをはじめ体に負荷をかけることが日常多くあります。この姿勢はよくないな〜と思いつつも、子どものこと優先、なかなか自分の体を後回しにしてしまいます。小さな子どもを抱えたお母さんの中には私のような「自分後回し」、多いのではないでしょうか?

子育てに限らずこのように自分では変えにくい生活習慣がある人にこそ、「こういう姿勢はよくないのでやめたほうがよいですよ!」という一般論止まりではなく、施術同様その人の生活の中で実践できるオーダーメイドのアドバイスが欲しいものだとも思うのです。


さてさて、今回自分自身で試してみた改善ポイントは「寝るときの姿勢」です。
欧米では赤ちゃんのうちから親と子どもは別々に寝るというのが当たり前なようですが、日本の文化では赤ちゃんから幼児くらいまでは「添い寝」をしていることが多いそうです。
我が家もしかり、添い寝で親子並んで寝ています。添い寝をしている息子(1歳)は体をくっつけて寝たいため、私はいつも横向きになって体を息子の方へ向けている体勢で寝ています。左右交互に添い寝をすればまだよいのですが、諸事情により同じ方向の横向き寝になってしまいます。


★仰向け寝、うつぶせ寝、横向き寝〜どの体勢で寝るのがよいのか?


うつぶせ寝や横向き寝のほうが寝やすい、という場合、それは体からのサインの一つだとも考えられます。
人間の反射として、仰向けでは伸筋群が優位に働き、うつぶせでは屈曲群が優位に働くという特性があるそうです。つまり、仰向けで寝れば体を自然と伸ばしたくなるしうつぶせで寝れば四肢を縮こませたくなるのです。確かに大草原で仰向けで寝っ転がれば自然と大の字になりたくなりますよね。このイメージ通り、一番リラックスでき体への負担も少ない寝方です。逆にうつぶせ寝だと屈曲群が持続的に収縮しコリの原因にもなってしまいます。仰向けに寝れない、仰向けでも四肢を伸ばして寝る体勢が辛い人は同様に屈筋群のどこかにコリがあるかもしれません。
 
さらによくないのは「横向き寝」。
どちらか一方側にのみ負荷がかかり左右のバランスを崩してしまいます。またこの体勢でも四肢を伸ばすことが難しいです。私の場合はいつも左側を下にしている横向き寝なので、確かにコリも体の左側に集中しています。そして横向き寝では肩が前にでてしまう=肩甲骨が開いている(肩関節が屈曲・内転、肩甲帯は外転)状態のため肩甲骨が開き肩甲骨周り〜背中にかけての痛みを強く感じていました。柔軟性も左側が悪く動きが制限されてしまっています。
また、一般的に頸部、胸部、腰部、下肢には左右交互に痛みが発生すること多いのですが、横向き寝のように一方側に体重がかかる姿勢をとり続けると片側だけ顕著なコリが現れるという特徴も見られるようです。

この事実を先日の授業で知った時、とにかく横向き寝をなんとかしなくては!!
と思い、その日の夜からどうにか工夫して息子にも満足してもらえる添い寝の体勢(ほぼ仰向け)に変えて寝てみました。

で、その結果。
ここ最近朝起きた瞬間から辛かった体の痛みが気にならないぐらいに!
人生の1/3とも言われる睡眠時間、私の場合この時間の姿勢がコリに大きく影響していたことがわかりました! 

コリや痛みをなくすにはやはりよくない動作や姿勢は改善すべき。
子どもが小さいうちはしょうがない〜と半ば諦めていた習慣も、事実(理論)を知り工夫することで改善できました。

なかなか染み付いた動作や姿勢を変えることは難しいのですが、少しの工夫や改善で痛みから解放されることもある。そんな実感を同じような痛みを持つ人に伝えていけたらよいな、と思いました。
よく出来ました