塾生の石田です。

山岩



山登りで片足を目一杯上げる動作は岩場や鎖場で多いシーンですが、疲れてくると足が一つ上の段に上がらない、頂上が近くなると疲れ果て足に手を添えてとか、杖に荷重をかけて勢いでなどで足を上げて居られる方を良く見かけます。


足が上がってしまえば後はわりと楽に、右足⇔左足の重心の移動に合わせ主に大腿四頭筋の短縮性収縮で一段上に移動できて、杖があれば上腕三頭筋・鎖やロープがあれば上腕二頭筋の短縮性収縮も運動に加わり尚更楽です。

ここで、上げる方の足を見ると股関節屈曲で腸腰筋・大腿直筋・縫工筋・恥骨筋・大腿筋膜張筋が短縮性収縮、そして膝関節屈曲で大腿直筋は伸張状態からの短縮性収縮なのでパワフルであり、更に膝は屈曲しているので支点である股関節から作用点であるつま先までの距離が短く力点で必要とする力は軽減していると考えられます。

なのに、頂上まじかにして自身の足の重さ(G)プラス登山靴(私の靴)片側で650グラム荷重の足を持ち上げられない筋肉疲れを軽減するにはどの様にすれば良いか、もっと山歩きをレベルアップして楽に楽しめるかを考えてみました。

筋肉が痛い・つる・疲労感大で動かない等が起こるのは筋肉の特性上使い過ぎで酸欠状態ですが、特定の筋肉に負荷が集中した場合に疲れや故障が早く起こりうるので、対策は?パソコンの前で考えていても仕方ないので山登りをしながら考えてみました。


楽に足が上がるを目標にして・・・、そのためには!そうです!「腸腰筋の起始部から足がある感覚で動く」と言う話を授業で聞いたことを思い出しました、主動作筋である腸腰筋をもっと使えたら、でもきっと私の腸腰筋はサボっていると思います。

山登りとは関係ないですが、若かりし頃のジェームズブラウンのダンス見ていると足が胃の辺り(大腰筋の起始部)から生えているような動き、凄いです!インナーマッスルである腸腰筋を活用しているからこそ手足の余分な力が抜けて華麗なステップができると思います。

日頃の基本手技での丹田感覚を腸腰筋の意識付けに応用して、6時間の登山をしたところ、下山まで足の運びが楽で、いつもとは違う腹筋の筋肉痛になりましたが、足を上げる以外にも、全ての動作や姿勢に於いて腸腰筋の存在感を実感する山登りになりました。