塾生佐々木寿美です。

最近、うちのご近所ママの中ではバトミントンが流行ったり、ランニングをしたり、運動を始める人が増えています。
幼子の育児中というのは一日中気忙しく動いているわりに、意外と体は動かしておらず(あるいは特定の動きしかできておらず)運動不足を感じている人が多いようで、私もその一人ですw
でも、いざ久しぶりに体を動かすと、今まで長らく使われていなかった筋肉たちはなかなか思うように動いてくれなかったり急に動かして痛めてしまうということも。

そんなバトミントンを始めた友人の一人がどうも肩が上手く上がらないこと、羽を打つときに肘が少し痛いということを訴えていました。
つまり、肩関節が屈曲・外転しにくく、また打つ体勢を見てみると肩甲骨も内転しにくいかんじでした。
肩は前の週の授業で四十肩という話題の中で話していたことと同じだな〜と思いながら、この動作がやりにくくなっている原因(コリ)を考えると、肩関節伸展・内転・内旋筋や肩甲骨外転筋にコリがあって、動きの妨げになっているのかなと考えました。また、上記の状態であれば前腕も回内気味になっていると考えられます。
そんなわけで、まず肩がスムーズに上げられるようになるためには、大円筋、広背筋、三角筋、大胸筋、上腕二頭筋、腕橈骨筋、小胸筋、ちょっと直接はアプローチしにくいですが肩甲下筋や前鋸筋も動きにくくなっている可能性が考えられます。

そして、肘の痛み。・・・肘?そういえば、肘ってあまり考えたことがないカモ。。私は肘と聞いて「肘」のことばかりフォーカスしてしまいました。たぶん羽を打つ瞬間に痛みを症じるようだから、肘が伸展位になる時に痛いのかな??と想像して、肘の屈筋群にアプローチすることを考えました。肩の症状と同様になりますが、肘の屈曲に関わる上腕二頭筋、腕橈骨筋、手関節屈筋群など。

肩、肘とそれ以上その場では思い浮かばず、授業で質問。
先生からは「肩や肘の痛みを取ることだけではなくそこに痛みがでる根本的な原因を考えなければいけない」と助言していただきました。
肘に痛みがでるということは肘の動作に直接関わる筋肉だけをみるのではなく、「なぜ肘に負担がかかってしまうのか?」ということも考えなければいけない。ラケットを振るという行為は肩や手腕 (上肢帯)だけでなく実際は脚腰(下肢)など体全体を使っているので、原因は他のところにもあるかもしれない。つまり、使えない筋肉が多ければ多いほど使える筋肉にばかり負荷が集中してしまい、その結果、負荷が大きくかかった筋肉に痛みが発生してしまいます。しかし、根本的改善を目指すには、痛みが出ているところだけにフォーカスするのではなく、使えていない筋肉の動きを改善することが必要だと考えられます。ですので、やはり全身を見ていくことが大切であるということを、この話からあらためて教えていただきました。
スポーツでよく聞く○○肩とか○○肘というものも根っこは同じ、いろいろと細分化されている疾患名にビビりがちな私ですが、とにもかくにも基本に返って全身を見て考えることが重要だと忘れずにいたいです。
肩が上がりにくいということから、上記だけの情報でいえば肩甲骨や肩関節の動きがスムーズになれば肘への負荷も分散するのではないかと期待します。立ち話の中でのことだったので下肢などは見れませんでしたが、普段の姿勢はお腹突き出しの骨盤後傾気味の方なので、そのあたりからもハムストや臀筋、ふくらはぎなどはしっかり使えるだろうか?などということも今は気になっており、時間があればぜひ触らせてもらいたいと思います。


“木を見て森を見ず” にならないように、視野を広く全身の状態を観察する気持ちの余裕をもって対応できるようになりたいです。