ここ最近運転する機会が大幅に増えてきています。
少し前から運転後に運転席から立ち上がる際に、顔を歪める程の左股関節の痛みを実感していました。
 運転時間が長ければ長い程、その痛みも激しく、立ち上がって ”アイヤーーー” というのが日課となってしまっていました。

 ある日の事、アクセルを踏んでいる時、左坐骨に体重が乗りすぎているのを発見。
 あぁ。。。。。そうなのか。
 と、一瞬で自分の行為を理解しました。
 
 車の運転は右足でするものです。 
 右利きの人は足の利きも右が多いといいます。
 右足の踵を床に置いて、踵を軸にしてアクセルもブレーキも踏むのが普通の運転手かと思います。

 背の低さ、足のサイズの小ささ

 が、ここで問題になります。
 
 背が低いと運転時に標準の背丈の人たちとは目線が異なっていたり、運転席の日除けも役に立たない事が多いです。

 後ろから歩いて車に近寄ってきた友人は無人車かと思った、と言うくらい座高も低いです。

 アクセル、ブレーキを踏んでいる時に私の右足踵は床についてません。

 体重が左に移動して右足は床から浮きながら操作して、下り坂の何も踏み込まない時には踵を床に置いて休めています。

 踵を床に常時つけたまま運転しようとすると、前脛骨筋が筋肉痛になる事も発見。

 つまり足のサイズが標準よりも小さい(22.5cm)で、長さが短いためにペダルから床まで届かせるには足の傾斜角度が直角に近くなってしまう様です。

 20年前から子供たちの送り迎えや諸々の為に車を運転してきましたが、最近になってからこの問題が起こったのは、高いヒールを毎日履いていた生活から、ヨガの為にフラットなスニーカーに替えたからの様です。

 ヒールの高い(全て7cm以上)靴やサンダルを履き続けた事による弊害はかなりのものでした。

 アキレス腱が短くなって前脛骨筋が伸展した底屈状態でヒラメ筋、腓腹筋が発達してヤンキー座りで両膝を閉じるのが非常に辛くなりました。

 屈筋群を常に短縮させた状態でいたおかげで、私のハムストも上体前屈の時に邪魔をしてくれます。

 しかし、ヨガのティーチャートレーニングに通っている時には、その事にも気付かず、最悪にもハイヒールを止めたのは転んで膝の大怪我をした後でした。

 そして、その後左股関節が車の運転後に痛む事になり。。。。元々そこにあった問題が見えていなかっただけでした。

 一つ一つ取り除いていったら、やっとどういう事が起こっていたのか考える機会に至ったということでしょうか。

 これからも、この手の発見はたくさん出てきそうです。
 自分の行動に気配りができていない事が一番痛い発見です。

 この日以降、座骨両側で座る様に注意しているので、その気配りができている時は痛みはありませんが、 友人や子供と忙しなく話しながら運転していると ”アイヤー。。。” と唸りながらの下車となります。