塾生佐々木寿美です。

入塾してかれこれ月日は過ぎているのに旦那さん以外では全身施術をさせてもらう機会を作れていなかったに、ありがたいことに先日友人から「ちょっとみてほしい」、と声をかけてもらい自宅に招いての施術をさせてもらいました。
子どもが総勢4人ほどワラワラしている空間の中での施術でしたが、一連の流れでできたことは経験の一つとなりました。

膝痛を訴えていた友人。痛みは以前からあったものの一時は気にならない程度になっておりそのまま放置していたということでしたが、最近趣味で始めたバトミントンを行うようになっていきなりハードな運動をしたせいなのかまた痛むようになった、という主訴でした。痛みは右膝内側。


【視診と動診】

骨盤後傾(お腹を突き出し、足は膝が屈曲・外旋気味、足関節内反→靴の外側がすり減っている自覚あり)
前屈→△(右腰のあたりに痛み)
側屈→左側屈△(右腰外側に違和感 ) 右側屈◯
回旋→◯

SLR→△(右のほうが若干あがりにくい)
KK→◯
FD→左◯ 右△
TW→◯
PT→左右ともに△
膝屈曲にてハムストのテスト→右 〉左のほうが突っ張る

【施術する筋肉の予想】
以上のテスト結果より予想を立てると、
全体的に右のほうが動きがよくないこと、姿勢からFDは予想していましたがPTも若干やりにくそうということがわかりました。

ハムストリング、大腿筋膜張筋、深層外旋六筋、縫工筋、薄筋に狙い。
実際に触れてみると、ハムストリングは右の半腱半膜様筋(とくに膝付近)、縫工筋や薄筋も左よりも右にコリを大きく感じました。さらに、下腿三頭筋、膝窩筋、前脛骨筋も触り股関節、膝関節周りのコリを見つけてとっていくようつとめました。


これらをほぐしたあとは、ハムストリング・臀筋のストレッチ→股関節屈曲筋や内転筋群の締め直しをさせてもらいました。(右の屈曲筋に明らかに力が入りにくそうで本人もびっくりな様子でした)

最後に行った膝屈曲のハムストリングのテストでも右の突っ張りが緩和されたようでした。
⇒先生に突っ込まれましたが、一番膝痛で実感しやすいこのテストのビフォアフターをもっと効果的に使うべきでした。例えば、いろいろな筋肉を触る前にこのテストとハムストリングの施術を行い、それが解消されているかを確認して相手に納得感や驚き感を感じてもらってから全体の施術に進むetc・・・施術のストーリーをうまく組み立てていくことが施術される人の心を掴む一つのポイントにもなるいうこと。安心感や信頼感を与えられるように手順を考えること、教科書通り(塾には教科書はありませんが)の流れではなく臨機応変さ・柔軟性をもって相手に合わせた施術を組み立てるのが一歩進んだ施術だと気付きました。

まだまだ自分の引き出しを開け閉めしながらの施術で、施術中相手に100パーセント意識を向けられていないことも今回感じました。
これを克服するためには“数稽古”、実践して振り返りをしていくこと、と感じた今回の施術経験でした。