塾生 益田です。新しい方が入塾されスタート講座の授業でした。スタート講座2度目の受講です。くりかえし学習したおかげで1回めよりも頭にしみこんできました。

整体師とは何でしょう?わたしがイメージしていたものは、からだのしくみをよく知っている人、あちらこちら偏りをつくってしまったからだを手技で本来のあるべき姿に近付けてくれる人、各自に必要な的確な運動を指導してくれる人です。

法律では以下のようになっています。整体は、民間療法です。医業類似行為ではありません。からだに害のない範囲で民間療法を生業とすることは認められています。体重をかけて対象が痛みを感じる行為は、マッサージですので整体師は行なえません。直接触ることは好ましくないと厚生労働省が通達しています(整体は、タオル使用)。


禁止されている行為がいくつかあります。一般的に禁忌対象疾患として腫瘍性、出血性、感染性、リュウマチ、筋萎縮性、心疾患等です(禁忌の症状でもご本人の強い希望があれば施術させていただくこともある)。頸椎に対するスラスト法の禁止、適切な医療機関受診の遅延防止、誇大広告の規制です。

先生によると…健康に向かうすべてが整体で施術はその一部であるとのこと。この考えにわたしも共感しています。そのためにどうしたらいいのだろう?塾で学習する内容を理解する。そして、自分が整体(からだを整える)になる。五感はたらかせる…いま頭に浮かぶのはこのようなことです。

正しい姿勢…みなさんできてますか?わかっているようでいて、できている人はあまり見かけないです。自分では「正しいと思っている」人は、多いように思います。わたしはというと、ずいぶんいい姿勢してるような気してましたが、お腹突き出しタイプの一員でした。「ショック。まったくひとは自分のことわかってないものだ。」正しい立ち姿勢は、百会、耳,肩峰、大転子、膝、土踏まずが一直線で地面に対してからだは垂直です。一部の筋肉だけ使うのでなく全ての筋肉少しずつ均等に使います。きれいな姿勢と、せなかがまるまってるなどよくない姿勢は、地震で倒れにくい家、倒れやすい家があるのと似ています。わたしたちも大自然の一部なので24時間絶え間なく1Gという重力が空から地面に向かってかかってるのだそうです。重力におしつぶされない耐震性のある体作りに近付けましょう。