塾生 益田です。
整体は、縮んでる筋肉をゆるめて伸ばせるようにすること。基本手技を練習したり、レストアストレッチをやってみたり、筋肉や骨のはたらきを知ることなど塾での勉強はここにつながるのですね。基本手技ひととおりできるようになること…これは基本だからとってもたいせつ。けれど卒業後、実際に施術する場合、どなたにもこれで対応するのかといえばそうではありません。まず、視診して「ここがこうなってるんだろうなあ。」と、ある程度予想します。次に動診します。その結果により、その人に必要なことは何かを考えます。基本手技は触診の意味もあります。狙いをつけたところに手応え感じたらそこがある程度ゆるむまで手をあてます。

どんな症状にも同じことをする…のではなく、その人その人に合った 対処します。建て売りではなく注文住宅のようなものです。わたしは、基本手技の足の段階なので未知の世界ですが、フルに頭をはたらかせることが必要と思われます。

今日は、新人さんが入塾したので基本手技の、背中•腰をいっしょにやりました。先生がOさんに見本みせてくれたので、おかげさまでわたしもずいぶん参考になりました。写真やビデオも超ありがたいですが生の実演をみせてもらうのはすごーくためになります。ありがとうございました!

基本手技は、時間も決まっていますがわたしの場合は、まずは落ち着いて…カメのようにゆっくりな進み方ですが…一歩ずつ。このごろ社会人2年生の息子で練習しました。仕事はパソコンに向かってることが多いと言ってましたがやはり肩甲骨外側にありました。不調は、今は特には感じてないようです。不調であってもセルフケアなどもアドバイスできると思います。塾での学びのおかげで心強いです。手技終了後「このまえよりも気持ち悪さなくなった。」という(よろこんでいいのか?ありがたくよろこんでおこう。)感想をもらいました。


授業はじめのSさんからの赤ちゃんを連れたママへの施術は、興味深くきかせてもらいました。授乳の時は、足をやってみるなど研究、工夫しながらというのが伝わってきました。将来の参考にさせてもらいます。 

ところでキンモクセイがいい香りです。この時期わたしは、高校時代をおもいだしてしまうのです(わたしにも高校生のころがあった)。県立では珍しく女子校でした。入学式の校長先生の言葉をなぜか今もよく覚えています。「この学校の校花は、キンモクセイです。ひとつひとつは小さい花びらですがたくさん集まると遠くまでいい香りをとどけることができますね。」「あなたたちひとりひとりちいさな花びらですよ。」いざキンモクセイに!