塾生 遠藤です。入塾して1か月が経過したところで、手技の流れを思い起こしながら学んだ部分までおさらいするので今は精一杯です。自分の施術姿勢が悪くて身体を捻ってしまったり位置取りがうまくいかず、実習の最後に先生に再度デモンストレーションをお願いしました。勿論のことですが、先生の動きには無駄がなく、ブレがなく、その姿勢は美しい~~!
帰宅してテキストを開き直して復習。
整体を行なう上での大前提として最初に記載されているのが「術者の姿勢」でした。ポジション毎に最適な姿勢をとることは、施術に必要な筋肉以外をリラックスさせられる。必要最低限の力だけで施術することが大切。患者にとって良い圧を生むことは勿論、術者の身体を守るためにも欠かせないこと。基本的に、体重や力を使わずにテコを上手に使うことと学びました。
講義のなかで、「施術している方が身体の調子が良いんだよ」と先生はおっしゃっていました。今まで長年働いてきて、仕事で身体を壊すことはあっても働いて調子が良くなることなんてなかったなぁと振り返ると、それって本当に凄いことだと思いました。

今まで私は、圧をかけるには力が必要だと思っていましたので、家族に指圧を頼まれると、力が足りないからと言って上から体重をかけたり乗ったりしていました。押圧は力じゃないと実感したのは、同じく身体の使い方に悩んでいたTさんとペアを組ませていただいた時です。施術を受ける側になった際、腕が震えるほど押されているのに、力が入れば入る程に圧を感じなかったのです。無駄な力が抜けて腕の震えがない時には、指先からぐっと圧を強く感じました。非常に不思議で驚きでした。力を入れることと圧をかけることは違うということを実感し、丹田の使い方や姿勢を学びました。(Tさん,ありがとうございました)
ただ、実感しても実践するのは難しく、丹田コントロールのためにずっと放置していたバランスボールを出してきました。なかなか簡単にはいきませんが、挑戦していきたいと思います。