塾生 益田です。
授業はじめの話題に“大根おろし”の話をしました。数日前、焼き魚と大根おろしの朝食でした。大根は、おいしいですけど、すりおろすのはなかなか重労働です。

基本手技を思い出し、「そうだっ。腕力だけじゃ疲れる。手技の時のようにからだをひとかたまりにして丹田を使って動いてみよう!」と思い立ち、ちょっと試してみました。丹田うまく使えてたかは定かではないですが、丹田を意識した時の方が短時間にたくさんすりおろせたと思います。いい手応え感じました。

手技で上半身がゆれるわたしは、日頃から“丹田”を意識して生活していくことが大切と思います。近いうちに…意識しなくても“いつでも丹田が使えるからだ”をめざしています。

“動かざる岩の如し下半身と風になびく柳の如し上半身で”


「大根おろしは、内回し外回しどちらですりおろしますか?」先生から質問されました。6人メンバーがいましたが外回しが多かったです。外回しは伸筋を使い(力は外に出ていく)、内回しは屈筋を使う(力入ってしまう)のだそうです。なので作業は外回しが楽なようです。このような素朴なネタでも縦横無尽に話を拡げてくれる手力整体塾は“さすが”です。

人体は60%が水分(赤ちゃん80%)でできています。水を循環させる働きはアルブミンというタンパク質が行なっています。不足するとむくみ•冷え•膝に水たまるなど症状があらわれます。

アルブミンが不足する原因は、肝臓が弱る(アルブミンは、肝臓で作られるから)•腎臓が弱る(血液を濾過して再利用すべきアルブミンが尿の中にまざって体外に出てしまうから)•タンパク質を食事から必要量とることができていないなどです。

3大栄養素のひとつ、タンパク質ってほんとに重要なものなんですね。ほぼ水でできているわたしたち、「アルブミンさん、いつも水の調節ありがとう。」

わたしは麩が好きでよく食べます(でかい車麩がお気に入り)。道の駅などで珍しい麩を見つけるとうれしくなります。ほんの小さなよろこびですが、元気になります。

小麦粉の主成分は炭水化物ですが、麩は小麦粉の中のグルテン(タンパク質)という成分を集めて作られています。麩を使った料理が楽しくなりそう!

地球の水の割合も体内と同じくらいだそうです。地球の水分量少なくても多くても大問題です。人体も同じことです。塾で学べば学ぶほどからだに対する感謝が深まります。