塾生 益田です。
この前のヨガ教室でのことです。
生徒Mさんが「ぎっくり腰おこしました。3日間、あまり動けず寝て過ごしました。症状がでてまもなく整形外科受診しました。骨に異常ないです。ヨガはやったほうがいいですよ、との診断もらいました。」「腰、広い範囲で違和感あります。180度開脚をめざし自主練したからだと思います。開脚の直後はなんともなくだんだん痛くなってきました。」「立位前屈すると痛いです。寝てる時は、痛くないです。」こんなことを話してくれました。

ヨガ終了後、Mさんが少し時間あるというので施術しました。レッスン前に話してくれた本人の情報のみを手がかりに……開脚でぎっくりになったのなら開脚しやすく股関節伸展の筋をほぐせばよいと考えました。基本手技(腰、足)中心に鎖骨下筋なども手を当てました。

これを授業で報告したところ先生からたくさんの指導いただきました。
問診→視診→動診(検査)→触診(施術)→セルフストレッチや生活のアドバイス する…この流れで行なう。

1:まず整体行なっていいのか十分な問診をする。「いつ痛いのか、痛くない時はあるのか?」「ふろ上がり楽になるのか?」「日増しに痛みが強くなっていないか?」 

“痛くない時間”があれば整体やってもいい。24時間痛み続ける、または日増しに強くなってる場合は、筋肉の他の原因が考えられ、整体で筋肉ほぐしても症状は変わらず内臓などの原因が疑われます。整体の範囲外ですので内科の受診してもらいます。

2:次に視診、動診で検査する。「この姿勢痛いですか?これは楽ですか?」など。※問診、視診、動診しなかったらさわれない、さわったらいけない。検査しなかったら何をしていいのかわからない。「ヨガやっていいよ」…整形外科での診察であって内科での診察ではない。

3:次に、検査の結果により、どのへんを中心にさわるか考え施術する。※検査もしないで(理由もなく)覚えてるからやった…こんなことは、いけない。

4:そして、ほぐしながら(施術)…「この人ふだんはどうしてるんだろう?」と生活習慣、座り方、立ち方など想像してみる。

5:最後は、この人に必要と思われるセルフストレッチ、生活のアドバイスする。
ぎっくり腰は、腸腰筋つって瞬時になるものなので、だんだん痛くなった場合は腰痛でしょう。

整体は、覚えたことをやるのではない。なぜなのか?を常にひとつひとつ考える。バラバラでなく“これがこうだからこうしました”というストーリーにしてつなげて考える。何がどういう理由でよくなったかわからないと次回に活かすことができない。そのためには、腰痛3パターンを頭の中で文章としてつなげられるようにすること。

わたしの反省と感想
Mさんの自己申告だけをもとに検査を十分におこなわず施術してしまいました。整形外科に行って診てもらったと言われ、なぜかそこで安心してしまいました。基本の基本が抜け落ちとても危険なことをしてしまいました。患者さんの生命にかかわることなので、問診の大切さをしっかり頭にたたきこみます。

本人からぎっくり腰と聞いたので、だんだん痛くなった事実を知りながら、急性痛のぎっくり腰ではないことに全く気付くことができませんでした。

問診の大切さ同様、検査の重要性を理解して、そして、それをしていなかったらからだにさわれないことを自覚します。その結果をもとに、施術を頭でくみたて、施術しながらその人の生活を思いながら、最適なアドバイス心がけます。

開脚でこわれたのだから開脚しやすくすればよい(股関節伸展の殿筋、ハムストが固まってるだろうからほぐす。)→この見立てはまちがってないとのことでほっとしました。

スタート講座などで先生が整体してもよい場合、整体したらいけない場合をくりかえし話してくれていたのにこのありさまです。「Mさん、ごめんなさい。今後、十分な問診、検査してからさわらせてもらいます。」

夕食のしたくする時も、むやみやたら買い出ししたりしません。今夜は、メニュー何にするか?なら、ほうれんそうとごまを買ってこよう。5時ごろからつくりはじめよう…など頭でくみたて、ひとつにつながり料理ができあがります。次のチャレンジは、ひとつにつなげられるようします。

反省点は山ほどあります。卒業した先輩を手本にして進んでいきたいです。

先生、ありがとうございました。