塾生 益田です。今回は四十肩の話題でした。

原因として考えられることは、肩甲骨の動きにくさと胸鎖関節の動きにくさです。背中がまるまってるため肩関節内旋筋(肩甲下筋、大胸筋など)が、筋収縮(等尺性収縮)しています。特に肩甲下筋(肩甲骨内側〜上腕骨 )の、こりが深く関わっています。他にもインナーマッスルとアウターマッスルの筋力のバランスや、股関節•骨盤の動きなどさまざまな要因考えられます。

なりやすい人は、どちらかというと日頃、腕を上げたりが少ない人です。水泳をやってるような人は一般的になりにくいです。

改善するために……肩がまるまってる(内旋してる)と腕上がりません。 肩をまるめる最初の一歩は、てのひらが内側(からだの側)にむき、てのひら、前腕にこりが生じることからはじまります。

まず基本手技でてのひら、腕、肩甲骨、鎖骨などのこりをとり、肩を正しい位置にします。そして肩を内旋させる主原因の肩甲下筋をほぐします。肩甲下筋は、肩甲骨の内側にあって触ることはなかなかできません。“ストレッチ……腰で手を組み上にあげる” “日頃から肩まるまらないようにてのひらを前にむけて胸ひらく” “腕上げ下げ 、まわす”などしましょう。

肩周辺のインナーマッスル、アウターマッスルのバランスがくずれたとき(多くはアウターが強くインナーが弱いとき)発症すると思われます。関節を筋肉が動かし、その結果、骨が動きます。動作(例えば腕を上げる)は、いちばん表側のアウターマッスルのみで行なうのではなく、インナーマッスルも関節が必要以上に動きすぎたりしないように、適度に固定してくれたり二人三脚でがんばってくれています。なのでインナーマッスル、アウターマッスルどちらかのみに片寄ってしまってる場合は、当然支障が出ると考えられます。何事も片寄りは、よくないのです。

肩のまわりは筋肉が何枚もの層になっていて、表面の筋肉は動いても内側の奥まったとこは動かせていない場合が多くアウターマッスルとインナーマッスルのバランスがくずれがちです。特に女性は、からだ全体のインナーマッスル が弱く動かせてないです。バランスボールを利用して動きのいいインナーマッスルをつくりましょう。

インナーマッスルは心がけて動かさないとどんどん筋力落ちてきます。女性は、お化粧のやりかたをあれこれ考えることに一所懸命になったりしますが、インナーマッスルをしっかり動かすこともうんと大事なことです。

わたしも40代のころ四十肩になりました。クリーニングやのパートしていたころです。左右順番になりましたが……。左肩は、半年ほどで自然に治り、その後、右肩が痛むようになりました。右腕をあげると痛むというものではなく、24時間痛み特に夜に痛みがひどく寝ていてもビリビリ痛くて寝られないこともありました。

授業のなかでみなさんが原因をいろいろ考えてくれました。Mさんが「重心移動しないで腕だけで動いていたかも。」先生は「左は四十肩、右は筋肉のこりではなくパートをしていて右腕に炎症がおきていたのだろう。」「四十肩というのは腕をあまり使ってない人がなることが多く、毎日使っていた人がなることは珍しい。」とのこと。

筋収縮は三種類あります。短縮性収縮、等尺性収縮、伸張性収縮です。使っているのだけど動いてないというのがいちばんよくある痛み(等尺性収縮)です。使ってるから老廃物が出る。動かないからポンプしてない。老廃物たまる。酸素供給されない。循環スムーズでなくなる。

今回の授業により基本手技の仰臥位の鎖骨下筋の施術の意味なども理解が深くなり…うれしい!