こんにちは塾生のOです。
先日の4日間集中のうち、1日は小テストでした。手力塾の小テストは何の前ブレもなくいきなり実施されますアヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 
「テスト好き♡」という方はそうそういないと思うのですが、これがまた「突然」ともなると…ヒヤヒヤドキドキ感も倍増するというもの。
しかしながら手力塾の小テスト、「個々を評価する為のテスト」ではなく「習得率を自己管理する為のテスト」となっているので・・・己を知る良い機会。決してキライではありません。
 
流石に「好き♡」とは言えないのは、突然の実施でのドキッ、「テスト」という名に条件反射しているドキッがあるから。そして多分(いや絶対に)自信のなさのドキッ・・・も(´∀`;)
ヒヤヒヤドキドキとまではいかないけれど、ドキッと感はあるテストです。
そして今まで学んできた事をどこまで自分が理解し、実につける事が出来ているか再確認させられるので凹む時はかなり凹みます。
今回の小テストでも私はかなり凹まされました。

下手くそだけれど骨格図に色鉛筆で筋肉描いて筋肉図鑑だって作ってみた。関節毎に筋肉の動きの名称と主動筋を一覧表にまとめてみた。
歩いている時、自転車移動中にはこれを何度も頭の中で反復させてみたりしていたのに・・・(´д`)

という事で今更ながらに「勉強の仕方」について改めて見つめ直してみる事にしました。
「暗記はするな」これは伊藤先生が常々おっしゃっている言葉です。
「言語の習得」を例にするとコレ、解りやすいと思います。
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英語ができるようになりたい!と思って英単語を毎日インプットしたとしましょう。
例えば1日10英単語を覚えたとすると、1年半後位で約5,470語になります。
TOEICで900点以上のスコアを取るのに必要な語彙が約5,000語(因みに満点は925点ですからかなりのハイスコアになります)、英字新聞やニュース、ラジオ等で使用される語彙は約5,000〜6,000語なので計算上で言えば約1年半の勉強で海外生活も夢じゃない!ヤッタァ

でもこれはあくまで「計算上」であって、残念ながらそう上手くいくものでもありません。
そして勉強法としてもちょっと不十分。
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 英単語をとにかく沢山頭にインプット。確かに「読む」「聞く」という点においては有利です。
知らない英単語が多少あったとしても、知っている単語をつなぎ合わせれば大体文章の意味は理解出来ますし、言っている事だって大抵理解出来ます。
 
「書く」「話す」という点では、更に文法のインプットが必要になります。
そして「英単語」(知識)と「文法」(知識)をつなげてあげるインプットも大事。
 
では、語彙数バッチリ、文法バッチリだったら「英語しゃべれるようになる」のでしょうか??
それが・・・・そうでもないこと、中・高校と最低でも一貫して6年は英語勉強している日本人の私達は気付いちゃったりしていますよね。それは無理なんだって。

何が足りていないのかというと・・・・アウトプット
とにかく英語で沢山話してみる、人に英語を教えてみる。こういった「得た知識を使う」というアウトプットが絶対的に足りていない。
インプット中心の勉強に偏っていると、「知識を使いこなす」までには至らないということなわけですよね。(私もこれが足りていなかったということですね;)
 

アウトプット【人に教える】

手力整体では新塾生の為のスタート講座の一部、レストアvol.0を先輩が先生役となり担当します。同じ授業を受けていても人への教え方は十人十色です。テキストをそのまま読むだけの人は誰もいません。皆、学んだ事を自分の言葉に直したり、補足を入れながら説明をしています。
「この言い回しの方が相手に伝わりやすい(解りやすい)」「これが一番伝えたい事柄」「重要ポイントはココ」
理解できているからコレができるわけです。
伊藤先生もよくおっしゃっていらっしゃるのですが、人に教える事によって理解力はぐっとUPします。
そして自分の言葉に直す事によって記憶しやすくもなります(テキスト丸暗記の方が余程難しく、また記憶に残りづらいはずなのです)。
知識を得た後は是非「人に覚えた事を教えてあげる」、試してみて下さい。
 

アウトプット【沢山使う】

手力整体では得た知識を使う(説明する、発表する、描いてみる、体験する)授業やシーンが沢山あります。
あぐらをかいている人を観察して各関節の動きがスラスラ出てくるか、またこの時の伸びている筋をたずねられてきちんと答えられるか等々。
得た知識と知識をきちんとつなげて実用化できるようにすること。
頭の中で考えるだけではなく実際にやってみる、沢山使ってみること。
これにより知識は「身になる」というわけです。
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 得た知識は実際にガンガン使っていかないと、せっかく覚えてもまたすぐに忘れてしまいます。
なぜなら、人の記憶の引出しのサイズは決まっているので使わない記憶は無意味と判断されさっさと引出しから放り出されるからなのだそうです。
復習を繰返す事(反復学習)=「ガンガン使う」ことによって記憶は擦り込まれ、「身になっていく」ということですね。
 
how to本で頭に叩き込んだエクセルの使い方。しっかり理解していたはずだったのに、すぐに実践してみなかったら、すっかり覚えた事忘れていてビックリ!こういった類の経験、実は皆さんもしているのではないでしょうか。
はい。私は小テスト、それで凹みました。

「ねぇ、これ知ってた?」・・・に続けて自分が学んだ知識を日頃から口に出すアウトプット、早速始めていこうと思います。(知識の自慢話にならないように知識のシェア精神でね)

良くできました