塾生みしまです。
仰向け?うつ伏せ?横向き?就寝時の良い姿勢とは?仰向け、うつ伏せ、横向きがあります。寝る姿勢によってメリット、デメリット、違いがあるのか?という事を考えてみます。

楽な姿勢で就寝しては駄目のなのか?

横向きで就寝した時、上肢や下肢の屈筋を短縮させた状態で就寝するので、楽に寝ることが出来ます。(屈筋優位)
体力が弱まってる方たちには、枕を脚に挟むと、より一層楽に寝ることができるそうです。

ただし、横向きで就寝すると、必ず身体がよじれてしまいます。うつ伏せで寝る場合も、頸椎が傾いた状態になります。屈筋が短縮した状態で寝ると楽なんだけど、加速度的にねじれが生じ、身体が弱れば弱るほど横でしか寝れなくなります。

仰向けで寝ることにより、頭、肩、臀部、膝が床に付くので、こんがらがった状態の屈筋が伸ばされて、解剖学的肢位「ゼロ度」の姿勢にリセットされるのです。そして自然な形で腹式呼吸ができ自律神経にも良い影響を与えます。

ねじれた身体は何がいけないのか?

「ねじれ」は筋筋膜性疼痛症候群の始まり

解剖学的肢位からかけ離れた姿勢の人が、起きてる間に頑張って良い姿勢になろうが、施術しようが、横向きで寝ると元の悪い姿勢になります。

身体の「ねじれ」が生じると、屈筋伸筋のバランスが崩れ、解剖学的肢位からかけ離れた姿勢になり、筋肉痛や筋筋膜性疼痛症候群になっていきます。

枕無し生活2か月目

元々肩こりはなかったのですが、背中の痛みに悩まされておりました。枕無し生活を始めてから、背中痛になる事がなくなりました。最初は首に違和感があり寝付けないこともありましたが、今では枕があるほうが違和感があります。
起きたときの布団はめちゃめちゃになってますが、動いてる証拠です。
就寝中、横向きにもなってると思いますが、しばらくすると仰向けに戻ってるのだと思います。
横向き何でも長時間床に接してる方が鬱血しやすいですが、勝手に動き回ってるようです。最初のころは猫背体質なので屈筋群が、より一層優位になっていたので、体力を消耗し、悪夢にうなされてました。今では目覚めの良い朝を迎えております。
一日の三分の一の時間を費やす就寝。今回も生活習慣を見つめなおせる授業内容でした。

授業レポート20170311_921

良くできました