塾生 益田です。
レストアストレッチの授業でした。丹田を回復させ身体の使い方をマスターするというものです。手力整体は、基本手技の施術をするだけではありません。縮んで固まってる筋肉をストレッチしてゆるめる、伸びてしまってる筋肉を軽い運動で本来の長さに戻す… その結果、丹田を自由に動かせるようにするところまでアドバイスします。 

自分ではなるべく何もしないで施術だけ希望という人も多いですが、それだとしっかり改善させることは、むずかしいです。何十年 もかけてつくったからだのクセがあるので、施術してもまた同じからだの使い方をすることで、もとに戻ってしまいがちです。自分をしつけするのは自分なのです。もちろん整体師は、精一杯応援します。

前から気になってたことがありました。走るときの上半身の動きです。息子が中学のとき陸上部でした。度々、中学生の走りを見る機会ありました。短距離は、「あっ。」と言う間に走り終えるのでわかりにくいですが中〜長距離になると走る姿勢にかなり差が出てきます。上半身が安定してる人は、安心して見ていることができ気持ちのよさも伝わってきます。上半身が、ブレてゆらゆらしてる人もいます。とても苦しそうな感じの人が多いです。

今回の授業で疑問解けました。
それは、体幹ができているかいないかです。体幹がしっかりしてる人は、走る時せぼねブレません。それは、腕と脚を無理なくスムーズに動かすことができるからです。肩甲骨含む肩関節、骨盤含む股関節が柔軟に動かすことができているからです。ユラユラしてる人は、それらがうまく動いていないので、せぼねを動かしてしまいます。せぼねは、本来あまり動きません。

テニスを趣味にしてる友人が「アゴが前に行ってるから引っこめるように仲間から言われたんだ。」と言って引っこめるように 努力してるようでした。姿勢をみてみたら猫背タイプ。「せなかちょっとまあるいよ。骨盤は、後ろに倒れぎみなので重心後ろにいってるね。だからバランスとるために顔は前にいくよ。」「骨盤の位置戻すためには、縮まってる殿筋とハムスト伸ばそう。」ってことでレストアストレッチをアドバイスしました。テニスで肘や肩こわさないためにも下丹田正しい位置にしたほうがいいのです。

テニスも陸上も肩甲骨含めた肩関節、骨盤含めた股関節がいかに大切かわかります。これはスポーツに限ったことでなく、わたしたちの生活すべてに関わってくるのです。

残念…コミュニテーセンターの駐輪場の桐の花が切られてしまったあ。わたしは、この切り倒された木以外の桐の木にお目にかかったことがありません。「楽しみにしてたのに。なんてことを!」ゲタ(桐は、軽くて水通しにくい)をはいてるわたしは、桐にいつも感謝してます。いつもなら今この時期に、気高く咲きほこるはずだった…。

良くできました