こんにちは。塾生Oです。
先日授業を受けた帰り道、我が家近くのT字路で自転車同士出会い頭に衝突。私は自転車から投げ出されてしまいました(・ω・ノ)ノ
ちょうどこの日の授業で先生に、実家が幹線道路沿いにあったので朝の通学時によくバイク事故でバイカーが空中を舞うのを目撃したものだ、などというお話をしていたので「え?まさかのこのタイミングで自分飛んじゃう??」と、その偶然に驚きながら・・・飛んでました; 

下手な着地をすると、骨折してしまう・・・
そうしたら卒業先延ばしになってしまうじゃないかっ!
それに打ち所悪かったら開業だって諦めないといけなくなるかも!?
そ、それは絶対に困る;ここは絶対に上手く着地しとかないと・・・

咄嗟にそんな事考えながらも、反射的に手の平を先につき、そのまま肘、膝の順で着地。
結局は転倒した時の典型的な着地パターンですね(;・∀・)

幸い怪我の方は勢いがうまく分散されたようで骨折もなく青タンと擦り傷で済みました。
怪我のため卒業が遠のくという最悪のパターンは避けることができましたが、自身のスキルの問題で・・・という可能性は無きにしも非ず??頑張らねば(´∀`;)
 
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無条件反射と条件反射

滅多にないアクシデントに遭遇したということで、今回のイタイ出来事にも関連したお話をここでひとつ。

私達のカラダには様々な反射作用があります。
私が転倒した時、咄嗟に手を前に出し着地したのは危機回避の為の無条件反射といわれるものです。
熱いものに触れてしまった時思わず手をひっこめたり、生まれたばかりの赤ちゃんが誰に習ったわけでもないのにおっぱいを吸うのもこれにあたります。
生命やカラダの危機に対して脳を介さずに起こす、生まれつき備わった先天的な反射です。

これに対して、経験や学習の結果、特定の刺激に対して起きる反射を条件反射といいます。
この反射の具体例といえば「パブロフの犬」。パブロフが犬にベルを鳴らしてから餌を与える事を繰り返し行った結果、ベルを鳴らしただけで犬がよだれを出すようになったという実験です。

写真を撮られると必ず「ギャラをよこせ」とおやつをねだる我が家の食いしん坊犬。
これは<目線をおやつで釣って撮影→釣ったおやつをそのままあげる>という経験を繰り返し、学習したことによるものなので、これも条件反射ということになります。
 
特定のパフュームの匂いを嗅いで特定の人物を思い出しドキドキしたり、ウキウキしたり、その場から逃げ出してしまったり(?)というのも同じ反射です。
 
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このパフュームの匂いを嗅いだ事が無い、或はこの匂いと関連して印象に残るような体験も特にしていないという人は、この匂いをいくら嗅いでも反射は起きません。
同じ刺激を与えても学習している人は反射するし、学習していない人は反射を起こさないというわけです。

こんな風に考えてみると、飲食店が換気扇を通りに向けて美味しい匂いを解き放っているのは、この条件反射を狙っての事だと気付かされますw(゜o゜)w
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 自転車の鍵や家の鍵の置き忘れ防止の為に玄関先に箱を用意し帰宅後はこの中に入れるようにする、なんていうのも条件反射の利用例。
なかなか面白いものですね。
けれどこの条件反射、注意も必要です。

条件反射を減らした生活を心がけよう

あ;鍵はきちんと閉めてきたかな?
エアコン消したかな?
暖房消したかな?
心配になって今一度家に戻って確認した。そんな経験をお持ちの方は結構多いのではないかと思います。条件反射的な無意識行動は記憶に残りづらいのです。

ズボンを履く時、靴を履く時。あなたはどちらの足から履いていますか?
では正座から立ち上がる時、階段を登る時や歩行の時。最初の一歩を踏み出すのはどちらの足からでしょう?
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これもまた条件反射的に行っている事が多いはずで、そう聞かれて即答出来る人は少ないのではないのでしょうか。
そう言われて改めて思い起こしてみると・・・これらの動作は大抵左右どちらか決まっていて、カラダの使い方のクセになっていることに気付かされます。
これがカラダの偏りの生み、しいてはカラダの歪みに繋がっていってしまうのです。時々はあえて反対側の足を使ってあげるようにして全身を満遍なく使ってあげるように心がけていきましょう。

先月の馬森牧場合宿でも学んだけれど、何気なくやり過ごしていていては気付かない事、今回もこんな形で学べました(苦笑)



よく出来ました