塾生水野です。
ウチの5番目が友人宅へ遊びに行った翌日、私の運転する車の助手席に乗っていた時の会話。
「ママー、コーイのママのテスラはさー、ランボルギーニみたいにドアが上にフリップするんだよー。ねー、ママもテスラ好きー?」
全く余計なモノを見せて子供に要らん羨望を抱かせてくれるなぁ。。。
「テスラ好きだよ。エレクトリックってガソリン要らないし、環境汚染にも拍車をかけない。形も走る姿も格好いいし。 でもねー、ウチには余分なお金はありましぇーん。」
「コーイのママはパパからプレゼントされたってー。テスラって高いのー?」
「テスラは高い! そして、そういう更に浮いたお金はウチにはありません!」
この会話で、ハタと気が付いたのです。
前に先生が言っていた、
「電気は発生する時に熱を生じる。 その熱放出さえなければ、電気をエネルギーとして完璧に無駄なく使えるのに、無駄になっているエネルギーが勿体無い。」
ガソリン車よりもエレクトリック車、でも折角の電動100%車なのに何もドアの開け方をランボルギーニ風にする。。。地価が最高に高い香港で、駐車場は天井の低い所も多いのに。
人は節約したら、した分を何処かに上乗せするのが好きなのかもしれない。
でも、電動車の素晴しい点はエンジンがない、アクセルを踏んだら即走りたい速度になる、エンジンがないのでラジエーターなし。
エンジンは無いけれど、その分をバッテリーで場所を取る。
しかもトヨタが技術提供、リチウム電池はパナソニックと日本とも切れない関係で、私には親しみ易い。ウチの5番目は名前がテスだし。
丁度姪がテスラの7人乗りを購入したので、彼女がテスラを駐車場に駐めて電池チャージにかけた時に、車体の前方に触ってみると、エンジンないから熱くない。
バッテリー部分はきっと熱いはず。
赤ちゃんのC7辺りはいつも熱くてカロリー代謝は動いてなくても、そこで常に行われる、と先生に習いました。
最近では建物の中で空調がきいていて上から頭部をガンガン冷やしてくれたりして室内で触ってもわからない時があるけれど、それでも体が調子良く動いている人のC7は温かさがスグに戻ります。
体のバッテリーブ部分がC7でそこから正しく機能していればエネルギーは無駄なく消費出来るけれど、動きが悪くなったり他を補う為に使い過ぎていたりするとバッテリー部にも負担が増えたり、使われるべき者が溜まっていく。
ある時塾生Oさんが、施術を全身1時間半で終了させるのは難しい〰と頭を抱えていたけれど、無駄を省いて必要部に時間を掛けて、他をさらりと出来たら1時間半なのかな。
無駄を省くのは、何事も難しい。
特に無駄だと思っていた事が使えたり、大切、必要としていたモノが無駄だったり。
何事も全身で敏感に感じ取れる感覚が欲しいところであります。
年齢と人生経験によって、無駄感覚は差が激しい。
この先も、どんどん要らないものが増えて行くのは、自分が軽くなって行くって事かもしれないし、年を重ねるのも悪くない。
しかし、ここで最近叫ばれるアンティエイジング。
若さは確かに尊いけれど、無駄に時間を過ごしてしまったと思う人の多い事。私の年代では特にやっておけば良かったと思うことが多いらしく、それを考えてしまう事自体シワが増えるだろう、と思うのですが、この先何にチャレンジしようかなーではなく、あれをやっていたら、今頃はこれが出来てた的に頭が回るようです。
自分自身を否定しなければ十分にアンティエイジングだと私は言い切れますが、そんなに簡単ではないと言う声も多し。
自分はこんなもんだ、と自分を見せられる年になった事を有難がると、姿勢も自然と良くなる。 何でも平気でできて、恥を曝け出せるのはストレスが減っていく事。
無駄なところにエネルギー使わなければ消耗も少ない筈で、それは人間のエイジングにも、テスラにも施術にも共通して、トドのつまりは全てに応用できる考え方なのでは〜?
という結論に行き着きました。
これから私が若返りに成功したら、持論の正当さが証明されます!
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