塾生 K です。

 

先日、先生から「興味がある人はPNFも勉強してみると良いだろう」という話があったので、以前から気になっていたPNFについて少し勉強してみました。PNFは「Proprioceptive Neuromuscular Facilitation(固有受容性感覚器 神経筋 促通)」という難解な英語の略語なのですが、一言でいえば手力整体の手技の一環として行わっている抵抗運動の事です。代表的な例で股関節のローテーションがありましたね。

 

先ず、なぜ、手力整体ではPNFを手技の一部として取り入れているのかという点について少し考えてみたのですが、主に以下のような理由があるのではないかと(勝手ながら)推察しています。

 

・手力整体施術後の効果増強のための補助的手法

・施術の全般的な流れにおける相関関係とセルフケアを含むホリスティックな手力整体哲学の確立

 

手力整体の基本流れは次の通りと言えますが、上記のような点を考えるととても理にかなった流れだと思われます。

 

    体の柔軟性チェック

    施術

    PNF

    再度体の柔軟性チェック

    セルフケアの指導

 

施術後に行われるPNFは施術の効果を増してくれると言われているのですが、施術後にいきなりセルフケアの指導に入るのではなく、施術の効果増強を図りながら、ストレッチといったセルフケアへの関連性を持つPNFを行う事によって、全体的な施術がよりスムーズで、納得できる手順になるのです。あくまでも ②の手力整体施術がメインですから、補助的にアフターストレッチとして活用するのが形としても良いわけです。

 

PNFは遅筋(インナーマッスル)にアプローチできるため、トレーニングを行う上でも有酸素運動としてとても負担が少なく、続けやすいです。しかし、相手がいないと行えない短所もありますが、小さな力でも実践できるために子供からもサポートしてもらえます。

 

また、手力整体では 抵抗運動毎に広がる関節の可動域に合わせてストレッチさせながらPNFを行い、最後には60秒程度ホールドした上で終わりますが(例、SLR位での抵抗運動)、これはPNFの効果を更に増大させるための行為のようです。PNFによる筋肉の収縮と弛緩は筋肉を緩めてくれ、その後のストレッチは緩められた筋肉に対して行われるため、無理なく行う事ができます。また、関節の可動域を超えたストレッチは筋肉の伸張反射を起こしてしまうため、ゆっくり無理ない範囲で行う事も大事です。これにはお客様が痛がらないようにする事以前に筋肉の性質上の問題が根底にあったわけです。

ちなみにこれ、犬の整体時にも応用されてますね。犬はストレッチを行おうとすると本能的に抵抗するので、自然とPNFが行われるのです。

 

というわけで、最近食べてばかりで増え続けている体重が心配なので、ダイエットのためにでもPNFを実践してみようかと思います。


よく出来ました