塾生の花田です。新たな年を迎えて早や半月、遅ればせながらのご挨拶ですが今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、前回の授業にて、仕事中に自分が疑問に思った点を質問した時のことです。

〇お客さんの中に、腰痛なのに殿筋がふにゃふにゃの人がいたのですが…
身体をほぐして欲しい方で腰痛を訴える人の大半は殿筋がガチガチです。そこと併せてハムストをほぐすことで大体腰の痛みは和らぐ方が多いのですが、たまに殿筋がやたらと柔らかい方がいます。
特に気になったお客さんがいて、3行線に痛みがあり大腿の外側はガッチガチなのにお尻がペタッとしてふにゃふにゃ…ハムストもさほど硬くない??筋肉のつながりをあまり日ごろ考えずに殿筋をほぐしていた私は混乱してしまいました。

〇殿筋を使わずに立つにはどんな姿勢?
そのお客さんは腸脛靭帯のあたりがとにかく硬い。意識して触れてなかったので(これNGですね…)あまり覚えてませんが膜張筋も当然硬かったはずです。
立つときに必ず使う筋肉が膜張筋(ASISのちょっと下のちょっと外)、触れながら立ってみると少し動くだけでムキムキと動きます。股関節をとめよう々と頑張ってくれるので立ち仕事だとガチガチになることが多いです。

立ち仕事なのに殿筋ふにゃふにゃなのは?
お尻に力を入れずに立つ状態というと…殿筋をたるませて、おなかが前に突き出た姿勢ですね。腰痛3パターンの重心は前にあるのに骨盤がやや後傾しているタイプです。膝を曲げておなか突き出しの姿勢なら、本来のあるべき丹田の位置より前に重心をもっていくことで殿筋は使わないですみますから。この姿勢で骨盤をささえるのは腸腰筋と膜張筋。これらがいつも伸びている状態です。当然ハムストは短縮しています。股関節屈曲筋で立っているのです。

また、かなり股関節が外旋していましたが、本来はこの姿勢でつま先外向きはとてもきついはず。内またならば、大腿骨骨頭が関節窩に入り込み動きが悪くなるので楽に立ちやすいのですが、そこをあえてつま先外向きでたっているのでそのお客さんは膜張筋が異常にガッチガチだったのかも。そういえば下腿もかなりの硬さがありました。とりあえずの痛みをとるには膜張筋と腸腰筋をほぐせばいいけど、ほんとに短縮している側つまり殿筋ハムスト(奥にあるであろう凝り)をほぐして、膜張筋と腸腰筋をしっかり締めなおすのが重要とのこと。

理想は骨盤周りの筋肉をちゃんと使い分けてその都度にあった姿勢でちゃんと立ちたいところですが、、おなか突き出して立つと腰部の起立筋も使わないまま短縮してしまいます。すると、起立筋が痩せ細ってしまい、ますますちゃんと立ちにくい体に…このことに関してもお客さまに思い当たります。

施術に関して、なんとなくの知識と経験で対応しているとイレギュラーに対しての応用が全く出来ません。いかにいつも自分が漫然と接客しているかを反省しました。
股関節と膝関節の屈曲筋をごちゃ混ぜにしてしまっていることにも気づき、短縮や収縮・屈曲伸展が適切に表現できないでいる現状なので「解剖学のテキストにある表現で」と先生が話されている重要性を再認識。

手力塾に入ってまる5か月ですが、溜めた知識をもやもやと内に留めずに、今年はブログを活用して頭の整理をしていきたいと思います!


良くできました