塾生花田です。
先日ひとりで高尾山へちょっとお散歩して参りました。散歩のつもりですからもちろん軽装です。いつも塾へ参加する格好に足元が登山靴なだけで。おにぎり・お茶・飴とトレッキングポールだけリュックにつめて登山口まで行くと…思いのほか道は雪で真っ白。前の週に降った残雪がほとんど溶けていない様子でした。6号路はやめたほうがいいかしら?でも人少なさそうで気楽だし…と、ついつい踏み固められた雪でつるつるの道を選んでしまいました。
何かあっても自己責任ですから、かなり慎重に歩を進めましたが、歩幅は狭く・骨盤前傾・重心を前脚にしっかり乗せることを意識すると割とスムーズに頂上までたどり着けました。下りはもっと気を遣う場面が多くなりましたが、アイゼンつけて登ってくる人をよそに、尻餅つくこともなく、ストックつかってスキーの様に滑りながら(登山靴ですよ~)おりてくることができました。体の使い方次第で足元悪くても案外いけるものだな~と実感です。

さて、今週の手力塾では腰痛3パターンについて学びました。それぞれのパターンの姿勢、痛みの出方、どんな人がなりやすいかなどをホワイトボートに書きながら頭の中を整理していきます。その後、学んだ知識をもとに手技の練習。どのパターンに当てはまるか、どの筋に問題がありそうか等予想しながらの診断と施術。以前よりはすこーし体のつながりがわかるような気がします。先生の説明もこれまでより頭にすんなり入ってくるな、と感じられました。

そんな中で意外なことがありました。自分自身の姿勢が考えていたパターンと異なっていたことです。事務職歴が長かった私。リラクゼーションで働きだしたのはわずか1年前だし、今でも猫背タイプと思っていたけれど…悲しいかなオナカ凸タイプの様です。
しかも先生からはでっちりから移行したパターンでは?と指摘を受けました。いやいや、立ち仕事ではなかったし運動もしてないしそんなハズは…。けれど帰り道々、過去の自分を思い出してみると…もしかしてハイヒールを頑張ってはいてたからかな?と心当たりが。10センチ近いピンヒールを膝は曲がらないよう、お尻とおなかに力を入れて片道1時間半をせっせと通勤していたあの頃。今では絶対無理だけど、当時はヒールでダッシュなども平気でした。すこし前まで足裏の角質がつま先よりにあったのもその名残ではないかな?座り仕事の時も、骨盤が後ろに倒れない様にかなりがんばって座っていた覚えがあります。そう考えると、いまの私、ずいぶんとラクして立っちゃってるのね(泣)と反省です。

登山での経験や塾の中での指摘や気づきから、いかに、自分が自身のからだについて理解していないか痛感です。体の使い方、その結果としての今の姿勢。他人の身体をみる前に、もっと自分を観察しようと心に決めた次第です。

今日から腸腰筋と殿筋をうまく使って働き者にしていこうと思います!


良くできました