塾生花田です。先々週ですが、3度目のスタート講座を受講しました。
今回はなんと講師役。と言っても、ちょっと不安になると「先生~!」とすぐに助け舟をお願いしてしまいましたが…新しく入ったKさん、Sさん、拙い説明にお付き合いいただきありがとうございました。私自身が初めてスタート講座を受けたのは昨年8月です。あの時はコリとハリの違いにとても衝撃を覚えましたが、今回改めて受けるといろいろ再発見です。

その中でひとつ、ゼロ度について。解剖学的基本姿位のことですが、整体を学び始めた頃はあまり実感がわかなかったその重要性。施術の際、患者の姿位がこのポジションになっていないと気持ちよく圧が入りません。座位のままで試しに先生が新塾生二人の方にゼロ度を意識するのとしないのとで肩へ圧を入れたところ…全然ちがうんですね~自分もかつて受けた際に驚いたにも関わらず、今回も、『あ!そうそう!』な感じで新鮮に感じる私。よいのか悪いのか…(^^;)
うまく圧が入らないと感じる時、受け手の姿位もそうですが、術者である自分の身体がうまく扱えていないのもこのゼロ度と関係しそうです。

私はここのところ昨年春にでてきてしまった右鼠径ヘルニアが再発しており、その周辺の調子がどうもよろしくなく。右仙骨付近に痛みが続いておりました。

スタート講座前日の施術練習で、一連の施術の最後に股関節ローテーションの際。「内回しを先にしたのはなぜ?」先生の声掛け。私は受け手だったのですが、自身の脚は内旋気味。日頃つま先外向きで立ったり歩いたりを心掛け、毎日ストレッチを続けていたので自覚は薄かったけれど、仰向けになった私のつま先は確かに真っ直ぐに天井を向いていました。最後はちょっと外向きになるように外回しで締めて終わるための順番確認だったのですが、この出来事がなにやら自分の中で心に残りました。

ここで、私の右仙骨付近の痛みと自分の行動を振り返りました。その痛みは姿勢次第で感じなくなるので筋肉が凝っているのは間違いないでしょう。場所としては殿筋の後部。鼠径ヘルニアかばって横向きで寝ることがいつもより多く、しかもなんとなく落ち着くので左ばかり向いていたので右脚を体の前に落として屈曲内旋が続いていたのが原因として思い当たります。外旋筋がひっぱられ過ぎて痛みがでているのだろうと、せっせと内旋筋のストレッチに励みました。ついでに伸びて硬くなっているかな?と外旋筋もストレッチ。けれど痛みはとれるどころか悪化?なんでだろうー…と思いながら、長患いの左梨状筋あたりの内膜症の痛みも悪化してきて、『なんかもうわかんない!』と整体的思考は停止しておりました。

けれど、スタート講座でいろいろ再確認するにつれ、おや?と感じる点がいくつも。
そもそも、手力ではまず患者さんの姿勢を観察しゼロ度姿位とのズレをみつけます。筋肉の長短、どの筋が縮こまってどの筋が伸びているか。そして動いてもらって柔軟性のチェック。この時点で緩めるべき筋肉に見当をつけ、施術で答え合わせをやっていくのです。もちろん予測と違うこともあるでしょう。でも、コリをみつけて(ハリではないですよ!)刺激を入れていけば、おのずと患者さんの身体はゼロ度に近づいていくのでしょう。
そう、目指すはニュートラルポジションであるゼロ度なのです。

このことに関して私はうっかりしていました。締め直しをしていなかったのです。毎日のストレッチに仰向けでお尻を持ち上げてぎゅっと力を入れる動作を加えてみました。3週間あまり続いていた痛みがだんだん楽に!しかも、鼠径ヘルニア部にあった妙なしこりと痛みもとれてきて…さらには内膜症の痛みも落ち着いてきて…不思議な感じがするけれど、基本的な解剖生理と当たり前の理論で私の痛みはとれました。答えは全部スタート講座、が実感できた気がします。迷ったらここに戻る。何度でも受ける度につながる感覚を得られるのがスタート講座だと思います。



よく出来ました