塾生花田です。
最近、だんだん自分の色濃い趣味となりつつあるDIYですが、作業を続けているといつのまにやら腰が痛くなってます。いったい何が起こっているのでしょう?整体的視点で振り返ってみます。

まず私がやるのは「けがき(罫書)」。木材に指矩(さしがね、L字型の定規です)で制作に必要な線や穴の位置など印をつけていきます。そしてのこぎりカット。無心になれる大好きな作業です。ドリルで穴あけやビスで繋ぐ作業を経て、形が出来たらサンドペーパーでつるっつるになるまでひたすら磨きます。せっかくの木目を生かして仕上げの塗装はオイルステインなどで簡単に済ませますが、これらの作業はすべて床で行います。作業台などあればもっとやりやすいのですが、スペースの都合上置けず。
そんな訳で姿勢は終始、膝も股関節も屈曲続き。しかもやたらと前かがみ。背中はまるまって、首もつらく…立ち上がった時には「ひえ~!首と腰が痛い!」となるのは当然ですね(笑)
以前の私ならここで腰を伸ばすだけだったのですが、整体を学んだ今、手力思考を活用し早々に腸腰筋とハムスト中心に脚の後ろ側をしっかりストレッチ。併せて屈曲内旋内転状態の肩関節も拮抗動作で伸ばして軽く動かせば…ほら、もう痛くない^^

ところで最近はあまりやらなくなった釘打ち。とんかち持ってカンカンやるとほぼ毎回、前腕外側が筋肉痛です。手関節伸筋のあたりです。DIYではやらなくなっても、これと同じ状況になるのがキャンプでのペグ打ち。砂利などのエリアでは前腕ガクガクです。
ハンマーを振り上げ・振り下げすると、肘関節の屈曲伸展と併せて手関節が撓屈尺屈を繰り返します。
痛くなるのは前腕伸筋群なので、単純に考えれば振り上げの動作が影響していると考えられます。
しかし本当にそうでしょうか?
片手で使うハンマーは重さはさほどありません。調べてみると500gを切るものがほとんどの様です。ペグ打ちハンマーこそ580gとやや重めではありますがわずか0.5キロ前後のものを振り上げる動作が筋肉痛を起こす原因となるでしょうか?

ここで思い当たるのが「伸張性収縮」です!前回の授業で学んだ(復習した(笑))内容は以下です。

●伸長性収縮
筋肉がのばされながらも、収縮活動をしている状態
ex. バックをおろしながらそっと置く動作の時の上腕二頭筋
等尺性収縮
筋肉を同じ長さに保ったまま、収縮活動をしている状態
ex.肘を屈曲させてバックを前腕にかけ、落とさないように固定した時の上腕二頭筋
短縮性収縮
筋肉を縮めながら、収縮活動をしている状態
ex.バックを持ち上げる際、肘を屈曲させる瞬間の上腕二頭筋

そして、上記3つの筋肉活動様式のうち最も負荷が軽いのは短縮性収縮です。動きそのものと筋肉活動にギャップがない分、負担は少ないのは当然ですね。逆に、最も負荷が高くなるのが伸張性の収縮です。痛みが出る前腕伸筋が活動するのは、単純にハンマーを振り上げる撓屈の動きをと考えていましたが、肘の屈曲に伴って遠心力でハンマーを振り上げる補助的な動作、且つ筋肉活動としては最も負荷の軽い短縮性収縮なので、実はあまり痛みにつながる負荷とは考えにくいのです。
それよりも、振り下ろす動作で釘の頭・ペグの頭といった一点をめがけてハンマーをコントロールするために、伸びながらもハンマーの動きを制御するための伸張性収縮が原因だと考えれらます。

とすると…
ハンマーを振り下ろす際に、どんなことを気をつければ筋肉痛は出にくいかな?
上手なペグの打ち方を検索したところ、肘の位置は動かさず…とありました。無駄にコントロールで力が入らないようにという視点ですね。でも、私はか弱い(?)女子なので、肩の屈曲伸展も利用して腕全体の重みで打ちたい…とすれば、肘の角度はある程度一定に保ち、ペグの頭に置いたハンマーを振り上げる際の軌道と同じで振り下ろすのはどうでしょう?あ!でも、打ち込む瞬間にハンマーの跳ね返りを抑えるために、ここでも伸張性収縮が起きてますね~!じゃあ筋肉痛は避けて通れないのかしら…

うーん…続きは今度の手力合宿でテント建てる時に研究したいと思います(^^;)  初合宿楽しみです♪


良くできました