のび太
あるかもね

塾生の青柳です。
房総合宿の感想です。合宿が終わった今になって、「そういえば、よく行ったな」と思いました。かなり今更なのですが、私は元来、出不精で超インドア派。海外旅行先ですらホテルのベッドでゴロゴロしながら出かけるまでに時間がかかるほど。そしてちょいちょいホテルに戻ってきては昼寝したりしてしまうのです。ちなみに上の画像を、「私のお気に入り」だといって友人に送ったときは、「実にあなたらしい」と言われました。それに学生時代は、スノーボードの誘いには絶対に乗らないことで名を馳せていました(なんだそりゃ)。思い返せば、入塾したてのころに登山イベントがあったと記憶しているのですが、それも欠席させていただいていました。ところが今回は、特に躊躇なく、ただただ馬に乗りたいという好奇心から参加を楽しみにしていたのだから驚きです。ということに、いま気づきました。

そういうわけで、入塾してから今日までの変化について、もう一度思い起こしてみました。まず、体の痛みに気づくようになりました。みなさんに触っていただくと、「固いですね~」と言われるのですが、実は入塾するまで、自分の体にコリがあることを知りませんでした。痛みもなかったし、それどころか、整体もマッサージも受けたことがありませんでした。(厳密にいうと、海外旅行先で同行者に付き合って2、3度はマッサージを受けたことがありますが、自ら好んで、ということはありませんでした。)痛みに気づくようになったということは、それだけ自分の体に関心を向けられるようになったからだと思います。ちなみに、なんでそんな奴が整体を学んでいるんだ、という疑問をお持ちになるかもしれませんが、コストをかけずに独立するにはコレだ、と思ったからなのであります。

そして、学んだことを自分の体で色々と試してみるのが面白くて、枕をして寝るのをやめてみたり、姿勢が本当に変わるのかストレッチをしてみたり、メイクをするときはバランスボールに座るようにしてみたりと、どんどん体に興味が湧いてきました。そう簡単に姿勢は変わりませんが、代わりに、冷え症が改善されるという変化がありました。これは、以前に比べて睡眠時間を十分に確保できていることも手伝っていると思いますが、ちゃんと動いてちゃんと寝ていることがプラスになっているのではないかと思います。また、よく歩くようになりました。初めのうちは、外出するときは意識的に自転車に乗るのをやめて頑張って歩いていましたが、最近では、一歩も外に出ない日があると歩きたくなってくるのです。用事もないのに近所をふらふらと出歩くことが多くなりました(ま、この時期は気候もいいし)。私にとっては、これが最も大きな変化です。「歩きたい」と思う日が来るなんて、想像もしませんでした。余談ですが、かつて「青柳さんは痩せているのに歩くのが速くてデブみたいだなぁ」と言われたことがあります。彼の理論によれば、太っている人は運動が嫌いなので、一刻も早く目的地に着いて歩くという動作が終わるように、歩くのが速いのだそうです。当時はデブ思考に深く共感したものですが、いまとなっては「歩きたい」などという俄かに信じがたい思考をするようになってしまったのだから、人とはこうも変わるものかと思います。

で、やっと合宿。タケノコ堀りのために竹藪を歩いていて思ったのは、歩くとは本来こういうことか、ということです。普段はきれいに舗装された道を歩き、階段の上り下りにしても、上り続けるか下り続けるかしかありません。しかし、傾斜があり倒れた竹などがあちこちに転がっている足場の悪い竹藪の中では、到底真っ直ぐになど歩けませんし、少しでも転ぶ危険がなさそうなところを右に左に迂回しながら、上ったり下りたり、足元を確認しながらゆっくりとしか進めません。おお、これはいろんな筋肉が使われているゾ、しめしめ、明日どこが痛くなるかしら。なんて、思いもよらないところが痛くなることを期待していたのですが、すごく普通に大腿四頭筋が痛くなったので、ちょっと拍子抜けではありました。それだけ、普段からよく使っている使いやすい筋肉に頼って歩いてしまったということかもしれません。あるいは、はい、来たこれ。重力に逆らって、体の中で最も負荷のかかる収縮をしていたのが大腿四頭筋だったということでしょう。

散々、体が変われば心も変わってくるものだというストーリーを書き上げたわけですが、帰りのバスがアクアラインを越えて湾岸線に入り、みなとみらいの夜景が見えた時に、妙にホッとしてしまいました。不慣れな大自然よりも慣れ親しんだ都市の景色の方が、私にとってはまだまだホームなのでした。これが逆転する日は来ないように思いますが、心変わりした前例があるので未来のことは何とも言えません。とりえあえず今は、アウェイだからと敬遠せずに楽しめる自分がいることを知れたのだから、「良し」としようと思います。

楽しみにしていた乗馬ですが、これに関しては、私の左側の肩甲骨がうまく動かない理由について新たな発見をしたので別の話でまとめます。

自らの尻に鞭打つ宣言也


よく出来ました