塾生のささいです。

本日来店された男性のお客さんのお話。

ストレッチは身体のどの部位もよく伸びて、動きにくいところがほとんどない。
ほんの少し、股関節のFDとツイストが動きにくいくらい。
肩関節もバンザイと、ご飯で少し張りはあるけど、肩甲骨は身体から離れるし、よく動く。
全体的に可動が動きすぎるくらい良い。

それなのに…全身の筋肉は余すところなく硬い。
身体中に鉄板が入ってるんじゃないかってくらい、硬いのです。

伊藤先生に、女性のお客さんで身体が辛いっていうけど、関節がふにゃふにゃに柔らかい人がいますと、話したことがありました。
私はこういう方、靱帯が生まれつき伸びているんだと思っていました。
(身近に実際、そういう人がいた為)

でもこれは、体幹を保つ為のインナーマッスルが弱いせいだということでした。
そのせいで、関節を留めておけないのだと。

このことは、女性のお客さんに多くみらるそうで、今回の男性にすぐ結びつかなかったのですが、もしやと思ってバランスボールに乗ったことがあるか質問してみました。

すると、家に持っているそうです。
全く乗れなくて、娘さんに笑われた以来、乗っていないそうです。

バランスボール以外、インナーマッスルに関係する話が出てこなかったのが情けないのですが、とりあえずインナー苦手そうだと認識。

それじゃあ、体幹トレーニングやってみてもらおうと、施術の合間にプランクをやってもらいました。

10秒が限界。
まず、それで十分だと思い、起き上がってもらうとそれだけでも姿勢が綺麗に。
プランクすごいとちょっと感動しました。

そのあと、ヒップリフト。
これは、右足を上げることはできるけど、左足を上げていられない。
この方は、趣味でボーリングをやられていて、軸足、重心が左足です。
だから、左足で体を支えるのが得意。

また起き上がってもらうと、今度は立ち姿勢も綺麗。



今まで、自分の施術ばかりでなんとかしようとしていた私ですが、、身体を自分自身でうまく使えるようにすることを、少し伝えられた経験でした。

基本的にトレーニングやストレッチなどを好まないお客さんたち。
こういう関節はやわらかいけど、筋肉が硬い人以外にも、インナーマッスルが弱いから身体が辛いという人たちが本当にたくさんいらっしゃいます。
それはわかってたけど、うまく伝えることができませんでした。
まだまだこれからですが、今回を一つのきっかけとして、もっとお客さんに積極的にやる気になってもらえるお話をしていきたい!
改めて思いました。


よく出来ました