塾生のキムラです。先日は手技の練習台になり、帰りの電車が全く意識がなくなるほどリラックスしてしまいました。ここへ通うようになってから体のメンテナンスに気を配るようにはなったのですが、まだまだ健康体とはいえないようです。CさんKさんありがとうございました。

さて本日のタイトルである「知識をつなげること」ですが、私は今まで物事をなあなあで進めてしまっていたという自覚があります。完全に理解しなくても、それなりにわかっていれば大丈夫だろうと、割と楽天的な性格なので、何とかなるだろうで32年間やってきましたし、何とかなってきたように思って過ごしていました。(本当は何とかなっていなかったことすら気付いていないのかもしれませんが)

ですが、これから他人の身体に関わっていくうえで、身体に関する知識だけはなあなあにしてしまってはいけない、と思いながら最近は過ごすようにしています。ただ授業を受けても本を読んでもなかなか知識が繋がらなくてもどかしく思う日々が続いていました。

…のですが、改めて手力整体公式ブログを読み直してみると、あれ、前より少し理解ができるようになってきたぞと。

そもそも授業で話している内容はすでにブログに書いていることがほとんどで、先週の土曜日に話題に上がった「バンザイをした時の肩関節の内転」についても書かれていましたし、「赤筋と白筋(遅筋と速筋)」「白筋から赤筋になってピンクの筋肉になることがわかってきた話」や「鮭の色の話」も見事に書かれておりました。

ただ、今まではブログを読んでもしっかりと理解が出来ずに知識が繋がらなくてもどかしく思っていましたが、こちらへ身を置くようになってから3か月が経ち、やっと意味が理解できるものも増えてきました。あ、これが知識が繋がるということか、と改めて楽しくなってきました。ある意味やっとスタートラインに立った気持ちになりました。

もとより、長年カラダや筋肉に関わっている方ですらわからないことだらけのこの世界、私がわからないのが当然といえば当然なので、そこは無知を恥じず、間違いを恐れず、好奇心と楽しむ気持ちは忘れず、適当にやっていこうと思います。

余談ですが、先日の授業の際に「人間以外の動物は痛みに強い」という話になりましたが、その直後に「驚異の生命力!鹿のわき腹に刺さった鉄の矢 成長した骨が矢を丸のみ 米国」というネットニュースをみて、タイムリー過ぎてびっくりしました。

ボウガンの矢が刺さったのにもかかわらず、骨が成長して内臓を守っていたとのことです。ただ自然界にいる野生動物においてはこういった現象は珍しいことではなく、まさに生きるための体の働きといったところでしょうか。

もうひとつ余談ですが(これで最後です!)、よく一緒に運動をする仲間とストレッチをしていたら、「この前読んだマラソン本に、身体を軟らかくし過ぎると逆に良くないみたいなことが書いてあった」と言っていて、そんなことあるかいと思いながらも、あまりに柔軟性があったら筋肉が安定しなくて怪我しやすくなるのかな…? でもそこまで柔らかくなるか…? なんだかものすごい極論を書いているだけで、これを信用した人が曲解して「ストレッチやりすぎるとよくないからちょっとだけにしよう!」とか思う人もいるんじゃないか…? などと一人でぶつぶつ考えていました。ので、ちょっと皆さんの意見も聞いてみたく、今度の授業のときにまた改めてお話させてもらいます。


よく出来ました