塾生Kです。
先日の整体塾で先生が「ゆっくりと動くことはいいことだらけ」とおっしゃっていました。そしてその話題の中で「ちょっとした距離でも小走りする人いるよね」という話になりました。
はい、それは私です。
当てはまりすぎてその場で手を上げることができませんでした。

職場での私は、ちょっとした距離の移動もパタパタパタパタ、データ入力は高速ブラインドタッチでカタカタカタカタ(誤字脱字だらけ)。これらはよく同僚からもからかわれていました。たいして仕事が忙しくない時期でもこれなので、繁忙期はさらにパワーアップし、さらに職場自体がピリピリした空気になり、同僚の愚痴にイライラが募り、常に頭も体も緊張した状態でした。

現在私は休職中なのですが、パタパタ感はなくなりません。これはもう私の体に染みついてしまったものなので、意識的に変えていく必要があるようです。

ではどうすればいいのか。
それは毎日無意識で行なっている行動に、ちょっと意識を向けることから始まります。例えば靴下を履く時はどっちから履いているか。体を洗う時は左右どっちからか、ご飯を食べている時は左右どちらの歯で噛んでるから。
ちょっと考える時間を作ると無意識の行動がなくなり、結果所作がゆっくりになるというわけです。

そういえば先生が6月下旬のブログで「トレーニングもセルフケアも慣れたらおしまい」と書いていました。
私は朝にウォーキングをしてるのですが、最近それが当たり前になってしまって、ふと今日は歩いたっけ?と思う日が増えてきました。これって歩いてる時、意識がどっかに行ってるってことですよね。瞑想が目的ならいいですが、私の目的は体力づくりとダイエット。なのに体に意識を向けないなんてもったいない。
ということで昨日はかかとの着地に意識を集中して歩いてみました。かかとを着地させるということ、これは二足歩行するために手に入れた能力だそうです。
するとあら不思議、いつもの2倍時間がかかりました。

まずは歩くことから丁寧に、少しずつ日常の所作を丁寧に、そして最終的には心にも動きにも余裕のある、ゆるりとした人生を送っていきたいものです。

よく出来ました