塾生の青柳です。
これまで何度か話に出てきたとおり、私はずっとデスクワークをしておりました。わりとキャリア志向だったのものですから、仕事が忙しくても、働いてそれなりの金を得られる生活に満足もしておりました。しかし、年齢を重ねてくると、忙しい生活に体がついていかなくなってきます。去年の春先、仕事の繁忙の最中に体調を崩しました。仕事が終わるのは遅く、さらに東京の職場から家に帰ってくるまでに1時間半。深夜0時を過ぎてから自宅で夕食を摂り、大急ぎでお風呂に入って寝る。そしてまた朝早く起きて通勤する、という生活が続き、疲れ切っていました。土日は、平日の睡眠不足を取り返すかのようにほとんど寝て過ごしました。

なんだか私、疲れてしまったワ。東京まで通勤するのはもう疲れる。でも、地元にはたいして企業もない。その辺の仕事じゃきっと物足りない。だったらいっそのこと、自分で何かやってみるか!でも何を…。

特にできることもやりたいこともなかったので、簡単に開業できる仕事をググりました。どうやら整体師はコストがかからないらしい。しかも、何年も学校に通って資格を取る必要もない。おお、これはいい。これにしよう。いや、でもそんなにオイシイ話があるだろうか。何かデメリットもあるのでは。「整体師 デメリット」で検索。なるほど、指が痛くなるのか…「整体師 指 痛い」で検索。「施術で指が痛くなる整体師・セラピスト必見」というページにヒット。これが、手力整体塾との出会いです。

パンチ伊藤とかいうアヤシイおじさん(先生ごめんなさい…)が運営しているサイトでしたが、「ゴッドハンド」とか「累計○人の腰痛を完治させた!」とか、うさんくさいワードとは一切無縁で読むほどに腑に落ちる、丁寧で信頼できそうなサイトでした。とりあえず行ってみよう。7月に仕事の繁忙が一段落したので、7月30日の体験に申し込みをしました。

体験授業に行くと、私の他にもう一人、包丁職人をしているという若い男性が体験に来ていました。塾生の皆さんが、彼と私に向かってそれぞれ自己紹介をしてくださいます。各々が手力整体塾で学んでいる経緯、いま、そしてこれからの展望について、すらすらと包み隠さず話してくれるのです。ちゃんと芯のある方々なのだと感じました。それに、見ず知らずの私にそこまで話してくれるなんて、なんか受け入れてくれてる感がすごい、どうしよう、私の順番が来たらちゃんと自分のことを話せるかしら。なんだか自分が恥ずかしい、と思ってしまいました。

体験では生まれて初めて整体を受けました。それまで整体院に行ったことがなかったのです。(ていうか、いまだに行ったことないけど…。)施術をしてくれた塾生さんは、世間話などでリラックスさせてくれながらも、体の状態などを説明してくれました。自分の体になんか興味もなかったので、筋肉がガチガチだと言われてもピンときませんでした。触られても痛いばっかりで「整体ってこんなに痛いのか」と焦りましたが、「まぁやる側になるんだからいいか」くらいに思っていました。

塾生さんは皆大人で、真剣に学ばれているのだということを感じました。他人を癒したい人の集まりでもなく、馴れ合いの仲良しサークルでもない、私にとって心地の良い人たちが学ぶ場所だと思いました。一人の塾生さんが、途中で泣き出してしまわれました。なかなか自分の成長が感じられず、逃げたくなる時がある、と。先生が「逃がしませんよ」と仰っていたので、責任を持って教えてくれるんだな、と思いました。よし、ここにしよう。

8月1日に、職場で辞意を伝え、10月末で退職ということになりました。奇遇にも、退職を記念して秘かにこんな句を詠んでいました。何が奇遇かは、先生のブログを漁ってください。
「もういいよ きみはたくさん がんばった」

退職してしばらくは、それはそれはよく眠りました。こんなに寝て暮らせるなんて幸せすぎるwww あぁ一生このままでいたい…!!

11月17日に、スタート講座を受けました。


よく出来ました