塾生のキムラです。前回のレポートに書いた通り、先日ボクシングの試合があり、無事リミットクリアで試合を迎えて勝利することができました!授業は今週から復帰いたしますので、暖かいお祝いのお言葉お待ちしております。

さて、手力整体では無理な筋トレを推奨しておらず、筋肉信仰のあった私は「そうは言っても筋肉はあったほうがいいんじゃないのかな」と思っておりましたが、授業や自身での体験(実験?)を通して、やはりウエイトトレーニングをやり過ぎると体を壊してしまうんじゃないかな、と思い至るようになりました。

今やブームといえるほど普及している筋トレですが、その理論は「10回程度が限界の大きな負荷を3セットやる」というようなものがメインです。10回程度が限界の負荷となると自重では厳しいため、必然的にマシンや器具を使ったウエイトトレーニングになります。これは、元々大きな筋肉を見せるボディービルダーのトレーニング理論が元になっており、その方法が噛み砕かれて一般的に普及されています。

この方法が広まっているのは、その通りにやると明らかに筋肉が大きくなって効果が見えやすいということと、やればやるほど負荷があがっていくのでモチベーションが維持しやすいということにあると思います。

ただこのウエイトトレーニングですが、単純に1箇所だけを鍛えるということには最適ですが、本来人間の筋肉は単独で動くということはありません。

例えば、何か落ちている物を拾うという動きにしても、本来なら「しゃがむ、手を伸ばす、掴む、手を引く、立ち上がる」と言ったような、筋肉と動作の連動で行われます。しかしこれを「しゃがまずに、手を伸ばす」だけで完結してしまったらどうでしょう。しゃがむという動作を抜いたせいで、腰部に余計な負荷がかかってしまい、怪我につながってしまうでしょう。

ウエイトトレーニングもこれに似ていて、「ある一部を鍛えるために他の部分を固定させる」ということが基本になるため、人間としての自然な動きができなくなってしまいます。

腕立て伏せとベンチプレスを比較して考えてみます。

腕立て伏せは言わずと知れた自重トレーニングの代表格で、主に大胸筋や上腕三頭筋、三角筋を鍛えることができますが、正しいフォームで行うと、広背筋にも負荷がかかり、また、腹筋にも力を入れる必要があります。

一方のベンチプレスは、その名の通りフラットベンチに寝そべって腕と肩の力をメインにバーベルを持ち上げるトレーニングです。このベンチプレスですが、よく「肩を怪我しやすい」と言われるのですが、考えてみれば当然の話です。最大限の力が発揮できない体勢で、最大限以上の力を発揮しようとしているからです。関節や腱に負荷がかかるのは目に見えています。

ちなみに、自重を使ったトレーニング(懸垂など)で鍛えた人はある程度のウエイトも持ち上げられるそうですが、ウエイトトレーニングばかりの人が懸垂ができるかというと、そうでもないみたいです。全身を連動させることがパワーを最大限に発揮させる最良の手段ということですね。

私自身も、以前は躍起になってウエイトトレーニングをしていましたが、今年に入ってからは「大きな筋肉よりも使える筋肉を」ということを考えて、「壁たて伏せ」のような負荷の軽い自重トレーニング中心になりました。筋トレというよりは、関節や腱のストレッチに近い動きですが、真面目にやってみたらこれはこれでしっかりと負荷がかかります。(いわゆる筋肥大はしませんが)

という話をマッチョを目指している友人に話しても

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こんな感じになるので敢えてはしませんが…笑 こればかりは本人の意識なのでどちらが正しいとかはないと思いますが、個人的にはやはり今の方がしっかりと体を動かせるようになって普段の生活もスポーツもしやすくなったのは事実です。

どちらを選ぶかは、あなた次第!


よく出来ました