塾生の加藤です。

先日、揉み返しの話になりました。
サロンで働いていると時々耳にします。「前回受けた後揉み返しがでたので今日は弱めで」とか「ひどい揉み返しを経験して以来◯◯店には怖くていけない」などお客様離れにもつながってしまうドキッとする言葉ですが、揉み返しについて正しい知識を事前にお伝えできれば不安にさせることもありません。

【揉み返しが起こる理由】 
①運動不足
施術は筋ポンプなので体に運動と同じような負担がかかり、運動不足だと久しぶりに運動した後の筋肉痛と同じような状態になる。
運動不足な人にはあらかじめ揉み返しがでる可能性を伝えておく。

②施術(コリよりハリに多くの刺激をしてしまう)
痛みを訴えている箇所の多くはハリであることが多く、その部分をたくさん施術してしまうと揉み返しが起こりやすい(←サロンでよくあるパターンかも)。

②は手力整体の施術は、いい圧だし、ハリの施術に重点を置くことはないし、施術を施しても締め直しをするので、揉み返しはほぼ無さそうですが、コリの施術割合を人によって6〜8割と変えていく必要があり、この割合を間違えてしまうと起こりえます。
また、伸筋群への圧痛の確認のしすぎで、結果的にハリを多く刺激してしまうことも…確認はビシッと1回で決めたいものです。
また、揉み返しがでても、翌日のお昼くらいに抜けるのは好転反応といわれ、1週間位痛みが続くのは肉ばなれのような本当の筋損傷です。
もし揉み返しがでたら、痛み=筋肉の酸欠なので、軽く動いてもらうかまた同じ施術を行い筋ポンプして酸欠を解消すると治りが早い。(注:痛みが出てるのがハリの場合は施術後に締め直す)

☆なぜハリに揉み返しが起こりやすいのか?
推測…筋肉はハリ(伸ばされた状態)に痛みを感じるため、施術によってさらに伸ばされることで痛みが増すから。

☆なぜ伸ばされると痛みを感じるのか?
推測…ストレッチするとピンと痛むように、体の防御反応で伸ばされて危ないと感じこれ以上伸びないでの合図に痛みを生じさせるから。


揉み返しとは違いますが、「施術後体が重くなった」とか、ひどいと「翌日動けなくなった」という方もいらっしゃいます。
先生にお話ししたところ、施術後に「軽くなりました〜」という方は感覚が鈍いとのこと。ぎゅっと縮こまっていた筋肉が伸びやすくなりだらんとなるので本来は「重く感じる」のではと。
例えば、上腕二頭筋の縮こまりが解消されると腕が伸びて肩に腕の重さが伝わりやすくなる感じでしょうか。
サロンのお客様を振り返ると、軽くなったと口にする方は、ほぐしてもらった満足感とかたくさん話せたなど、気持ちの面でもスッキリした方に多い気がします。重くなったと聞くと申し訳ない気持ちになっていましたが、体の変化を敏感に感じ取れる方なのだと踏まえた上でお話ができそうです。しかし、こういう方は一度にどこまでほぐしていくか相談が必要ですね。

以上です。

良くできました