塾生の小柳です。
私、恥ずかしながら歯医者が大の苦手で、なんだかんだで15年ほど虫歯治療から遠ざかっておりました。しかし、いよいよ虫歯がひどくなりその部分の歯が欠けたのでやむなく行かざるを得ないことに。
先生が何人かいらっしゃる中、たまたま担当していただいた先生が院長先生だったようで、私の今の歯の状態、今後の治療方針など、初診ということもありますが、ものすごく丁寧に説明をしてくださいました。
『あぁ最後までこの先生にお任せしよう』とこの時私は、院長先生の魔法の言葉にかかったのでした。
私も日々、よりよい施術をやっていきたいという気持ちで勉強していますが、患者さんを置いて術者だけが独り歩きしないよう施術の目的など説明するということがとても大事なことだと思い知らされました。

そんな歯の治療はスムーズに進んでいき、無事に先日終えました。あんなに歯医者を敬遠していた私に、逆になんか寂しくなるなーっと思わせた先生は、私にとってダニエルよりよっぽどハリーポッターでした。



はい。毎度余計なツイートから始まりますが、先日は重心のお話が出たので、その話をします。
せっかくなので、前回のTP(トリガーポイント)講座との話も絡めてお話します。(TP大好き笑)
まずは先生のテキストのお言葉を一部お借りして、TPの 前提の話から。

・TP=索状硬結。筋繊維が絡まり、柔軟性を失う。
            →その部位をそのまま放置しておいても、伸びないし潰れない。(図参照)

手力整体では怠けていて、それにより縮こまって使えなくなった部位にTPがあると考え、それを視診と動診により見つけていきます。

・理想の姿勢【ゼロ度】を基準として、筋肉の長短を診る。←視診
・立位、座位、仰臥位、伏臥位で自動他動運動で各関節の動きを見る。その中で痛み、痺れ、ツッパリ、可動制限の出る動作を絞り込む。
   →動診
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TPがあると、身体のどこかに不自然な筋の長短が生じ、本来の正しい重心からずれ、それに対抗する筋に痛みが発生します。
そこで術者はついつい痛みの出ている、対抗筋の方を触りたくなってしまいますが、しっかりと縮んでいる側の筋(TP)を見つけてアプローチしましょう。


んー、重心・重力。。わかったようでわからない。 わかった!と理解したと思ったら、またわからなくなったり。
理想的な立位姿勢は、人間を横から見て耳垂ー肩峰ー大転子ー膝関節前部ー外果の2〜3㎝前です。
この姿勢がとれると、重力の影響を最小にして立つことができます。

重力とは、地球上において地面の方へ押しつけようとする力が働くということ。
要するに、↓↓↓
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こういうこと。この無駄のない理想的な姿勢で立つと重力の影響を最も受けにくいということです。
人間が肉体だけで構成されていたとしたら、くちゃっと潰れちゃうんですかね?だから理想的な姿勢で立つということは骨で立つ。とも言えそうです。ただ人間も長くやってると重力に押しつぶされてその結果、高齢者に多い脊柱の腰椎圧迫骨折にもなったりします。

で、この理想的な立位姿勢を保持するためには抗重力筋の機能がとても重要です。抗重力筋と言っても腹側にも背側にも存在しますが、普通に生活している人なら基本的に屈筋が優位に働き、前重心になったり背中が丸まろうとする姿勢に徐々になっていく為、最も重要な抗重力筋は背側。しかし、背側は基本的に伸筋のため、前重心に寄った屈筋とつりあうだけの力がない。そのため、バランスを取るために腕を後ろに組んだり膝を曲げて重心を後ろに戻そうとするわけです。また、重心が低くなればなるほど立位姿勢は安定し、楽ですよねー。そりゃ膝も曲げたくなる。あー。もっともっと楽をしたい。なるべく座っとこう。立ってると転ぶし。さらに重心は低くなり安定。もっと楽な姿勢がありますね。疲れたし横になろう。仰臥位。さらに重心は低くなり超安定。
そう。日頃から元気でまだまだ立てるし歩けるのに、徐々にそういう生活になっていく私の患者さん達。本当にこういう方々多いです。


重力の影響は最小にするため真っ直ぐ立って、重心はなるべく高く保って過ごしたいですね!(あっさり。TPの話はどこへ。。)


良くできました