塾生の小柳です。
手力整体に入塾してはじめて、自分がお腹つき出しと呼ばれるダメ姿勢だと気づくことができ、先日のストレッチ講座では立位姿勢でカカト・膝が同時に付くことができない、長座で膝裏に余裕のスキマが空く。ということで自身がO脚であることも気づかされました。幸いにも今のところ膝痛は出ていませんが。これからしっかりストレッチを行なって、自慢の短足が数ミリでも伸びますように!


今日は腰痛3パターンの一つである、お腹つき出し(他でもなく自分)の縮んでいる筋に対するストレッチが、ちゃんとセオリー通りに本当に伸ばしにくいのか検証のコーナー*・*・*・

まずはお腹つき出しの特徴(縮んでいるところ)
・骨盤後傾位なので殿筋、ハムストが縮んでいる。
まず大事なアプローチポイントとしてはここ。姿勢改善には股関節がまず第一!筋肉も大きいですし。(それにしても箇条書きにしておいて一個だけとは、、)

では、ストレッチ開始。
まずはハムスト。ううーっ、痛いですねー。頑張ってカカトを天井にもっていこうとすると、私の場合震えます。(なんとも主観的な表現。)ハムストが縮んでいるので当然ですね。ただ、伸ばそうとすると震えるのはどういうことでしょうか。。

次に膝屈筋群。
これは講座の時、正直楽勝やん。と思ったのですが正しく出来てなかったみたいで、ちゃんと腰を立て、カカトを押し出すようにすると、こんな短足なのにいっちょ前によく効きます。ああ、ツマサキガコンナニモメノマエニ。お粗末。…これもよく効きますね。これは骨盤を立てることで後傾位から前傾位になり、ハムストを引っ張る形となりストレッチが効いているのが一つ。あとはカカトを押し出すことでふくらはぎに効いています。一応、完全には伸びないなりにでも膝を伸展してますので、主に二関節筋の腓腹筋に効いてますかね。???

次に殿筋群。これも予想ですが、つき出しさんは殿筋が縮んでいるのでよく効くでしょう。はい、その通りー。

一応最後としておきます。腸腰筋。
テキストの注意点はよく見ました。はい、やはり今ひとつ。何をしているかハテナな感じ。鼠径部が伸びた感じも得られませんでした。


ここで気付いたこと。
二つ目の膝屈筋群のストレッチですが、ハムストは前述の通り納得。ではふくらはぎにもよく効いたのはなぜでしょう。
まず考えられるのは、膝屈筋に関与する筋。ハムスト各筋に次いで、そう、ふくらはぎ。しかもバッチリ腓腹筋が関与しているじゃありませんか!(ちょっと得意げ。)
そして、もう一つはお腹つき出しの姿勢。ハイパー前重心です!(出っ尻前重心と区別するため。あしからず。)
それにより、これ以上前に行かないように特に腓腹筋が力を入れ(なりに膝関節伸展の為)、必死に釣り合いを取ろうとします。←一応ハイパー前重心にした状態で自分の下腿を触ると、ふくらはぎパンパン・前脛骨筋辺りは一定の張り感はあるものの必死感は無い感じ。ズボラ姿勢なのにも関わらず、お腹つき出しなりになんとか釣り合いを取ろうと頑張っていたのですね。


ですので言い換えると、膝が伸びないパターンの膝痛の方でお腹つき出しの人は膝痛3兄弟の施術も大事ですが、腓腹筋へのアプローチも侮ることなかれ、大事な筋肉なんじゃないかなと思った夜更けでした。おやすみなさーい。


良くできました