ご無沙汰しております。塾生のキムラです。今年に入り、立て続けに土日仕事が増えてしまいなかなか顔を出せずにいますが元気に過ごしております。(そしてその間に清島さん卒業!これからも漫画楽しみにしてます!)

まだこの状況が続きそうなので、しばらくは生存報告も兼ねてちょくちょく更新させていただきます。

さて、近頃はインフルエンザが大流行していますが、私も先日、しっかりと流行に乗って発症してしまいました。その間は絶対安静ということでひたすら布団で寝る日々(その前の体調不良も合わせて1週間程)でしたが、何が辛いって、寝すぎて腰が爆発しそうなくらい痛くなったことでした。

インフルエンザ自体は薬で抑えられてそれほど辛くなかったのですが、腰の痛みだけはどうしようもないくらい痛かったです。

「Gか。これがGか……!」

と心の中で重力に対して悪態をつきながら、この痛みについて考えてみることにしました。

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図の通り、立っている時にかかるGと寝ている時にかかるGは、その面積が圧倒的に違います。なおかつ、寝ている時は筋肉を使っていないのでGをモロに受けることになります。私がやっているボクシングで例えるならば、パンチが来るとわかって身構えてる状態では耐えられるパンチも、全く気を抜いているときにもらったら1発でKOしてしまうような、そんな感じでしょうか。(違うか!?)

筋肉を使っていない時の状態ということで思い出したのは、以前、足を骨折した時に2週間ほどギプスをして外した時に、驚くほど筋肉が細くなっていたことがありました。それぐらい、筋肉というのは使わなければすぐ衰えるものなのです。

そんなすぐに衰えてしまうゆるゆる筋肉の状態で何日も過ごし、そこにGがかかってしまったら、そりゃ身体は痛くなりますよね。

ではなぜ痛みが腰にきてしまったかを考えてみます。これは私の推測ですが、腰と対になっている腹回りには内臓や脂肪も多く(とりわけ私は脂肪が多めです)、単純に身体の中でも重たい部位なので、ダイレクトに腰にきてしまうというところでしょうか。首が痛くなるのも、頭の重さによるものと思われますし、反面、腕や脚が痛いということはありませんでした。

あとは、S字湾曲によって本来腰回りと地面には微妙に隙間が出来るはずなのですが、Gによってグイグイと押しつぶされ、不自然なかたちになってしまうことが原因でしょうか。

と、大風呂敷を広げたわりにはひどく単純な結論を出してしまって恐縮ですが、たかだか数日間の病床で、寝たきりの恐ろしさを知ったわけです。

介護ヘルパーの方は、寝たきりの人の態勢を変えるといいますが、床ずれ防止の他にも、筋肉に対する負荷を分散させる効果もあるんだなと思ったり。

そして1週間寝たきりのあとすぐにちょっとした山歩きイベントがあって、今までにないくらいの急激な筋肉痛に襲われた話があるのですが、それは次回のネタに。

良くできました