塾生の齊藤です。
今回は最近行った基本手技の復習をしておきたいと思います。




今日は基本手技のうちの伏臥位 肩を中心に行いました。
まず施術を行う注意点として伏臥位の状態でも「耳~肩峰~大転子」を揃えなければなりません。
そのためバストマットや枕をしっかりと体の下に入れておく必要があります。

何故ならバストを入れずに施術をしようとすると肩の位置、肩甲骨の位置が変わってしまい、体が真っすぐだと思って施術をしていても、筋肉に対して垂直圧がかからない可能性が高いからです。
「耳~肩~大転子」を揃えるという基本てきなことですが、意外と見落としがちになりそうだなと感じていたので、このような基礎基本のポイントは常に施術前に確認するクセをつけておきたいです。





さて伏臥位 肩ですが、その目的は肩甲骨を外に引っ張るコリをほぐすことにあると考えます。
その為にほぐすのは主に四肢です。四肢の使いすぎによって発現したコリによって体幹の筋肉が余計な力を強いられることによって背中はパンパンに「張って」います。
また四肢の中でも特にほぐす必要があるのが広背筋・大円筋、上腕二頭筋であります。


広背筋・大円筋は縮こまることによって肩甲骨を外(肩甲骨の外転?)に引っ張ってしまいます。
広背筋には肩関節の内旋の作用があるため、日頃デスクワークや体の前で作業をする人は肩関節が内旋しやすく、それに伴って肩甲骨は外転方向へ。背中はパンパンに張っていきます。肩こりや背中の上が痛いと言う人に多いでしょう。
またほぐす時には注意が必要です。普段肩甲骨が外転しがちな人の場合には施術の時においても肩甲骨は外転傾向、広背筋は短縮傾向にあります。そのためふにゃふにゃしてどこに広背筋があるかが特定しづらいのです。なので肩甲骨を軽く下制させながら行います。広背筋がとらえやすくなります。



上腕二頭筋の場合には背中の中心(T7あたり)の痛みを取るのに効きます。
上腕二頭筋は肩関節屈曲補助の作用があるので、広背筋・大円筋同様に日頃体の前で作業をしてばかりの人はどうしても縮こまった状態になってしまいます。
ほぐす時には上腕二頭筋を上腕骨に当てるような意識で行います。ポイントは重心の取り方です。通常ですと丹田を前に置きますがこの場合には丹田を後ろに持っていきます。
またかなりほぐれにくい筋肉ですので、根気よくガシガシとほぐす必要があるのも特徴です。





他にも忘れないでおきたいポイントは沢山あるのですが、全てあげるとなるととんでもない量になってしまうので、とりあえず肝である二つだけに留めておきます。
垂直圧を心がけることやただの施術ではなく根拠を考えながら行うことなどはもちろん、細かい点にも気を配りながら日頃の練習を積んでいこうと思います。

加えて練習中にもお客さんへの声掛け(言ってもらいたい言葉へ誘導するなど)も少しづつ織り交ぜていければ、なお良いですね!