塾生の蝦名です。
今月よりお世話になります。みなさんよろしくお願いいたします。
"考える頭"になるよう、これから脳みそをしっかりトレーニングしていきたいと思います。

スタート講座では整体とは何か、整体師として軸となる考え方を学びました。

安全面では、手技以外でもトラブルになるかもしれないと予想されることは排除していくことが必要です。
*盗難、備品破損、ネットセキュリティ
手技の方ではお客様ではなく こちらが主導権をにぎります。一回ごとの結果が全てではなく焦らずに原因を指摘し、次段階の提案をしながら進めていくこと。特にお年寄りや寝たきりの方の体勢を変える場合は声かけし部位を触って知らせること、不意に動かさないことを学びました。

盗難など安全面での注意点は、施術者がお客様からの信用を充分得られていれば、トラブルは回避できるところが大きいです。

しかし常連の方なら信頼関係はできていますが、初回のお客様からはどのように信用してもらえるのでしょうか。

それは広告によって信頼していただくより他ありません。どれだけの安心材料を与えられるかによって、お客様は信用していただいて施術を受けられます。
WEB広告からの情報発信が最重要であり、集客へ繋がります。いかにこちらの情報をさらけ出し、信用していただくかがポイントになります。またリピーターになってくださるには、広告を裏切った応対や施術をしないことです。

施術を始める前に、お客様のからだの症状での注意すべき点ですが、禁忌対象疾患の疑いがある場合は施術をお断りをする必要があります。

*どんな姿勢をとっても痛みがある方、常に痛みがある、日増しに痛くなるというお客様は病院へ行くことを勧める必要があります。

施術を開始したら、まずお客様が訴えている場所を触ってあげることも大事です。
その際、ネガティブなことを連想させる言葉をこちらが発してはいけません。お客様がその言葉にとらわれてしまいますと、せっかく治るものも痛みもとれなくなってしまう可能性があります。また、リクエストに応えてばかりの施術は結果が臨めません。

施術を行う上での大前提は、正しい姿勢をとることです。
施術は手ではなく下半身で行います。お腹を膨らませて丹田を使います。偏った筋肉ばかりではなく色んな筋肉を使うことにより、受け手ばかりでなく術者側も健康になる利点があります。

受け手側の姿勢で注視するポイントは、どこの筋肉が縮こまっているかです。
立ち姿勢が崩れた箇所は重力に押されて伸びます。この伸びている所を柔らかくすると、もっと曲がってしまうので、縮まっている箇所を施術していきます。まずは視診で縮まっている筋肉がわかるようになることが大切です。

筋肉を緩める方法ですが、反射作用を用います。緊張した後に弛緩するという筋肉の作用を利用し、イタ気持ちいい刺激で筋肉を収縮させます。

痛みはサインであり、感覚のひとつとしてなくてはならないものです。
痛みを引き起こす原因は体の中からではなく、外からくるものです。外からくるものに対処しようとして痛みが発生し、迫ってくる危険を教えてくれます。
肩コリ、頭痛、胃や腸の痛み、それらは筋肉の血行不良や酸素が足りない時に痛みがでます。筋肉がないところは痛みを感じたりしません。すなわち痛みは筋肉の酸欠により引き起こされるものです。

施術の一連の流れは、
確認→施術→確認 がとても大切です。

まずは痛みに共感することからスタートします。その人自身にしかわからない痛みを聞いて「そうなんですね」と伝えることが大事です。
痛みを取る施術をしたら再度確認をする、この繰り返しを行うことで良い信頼関係が築けます。
痛みが取れたらその理由を伝える。
痛みが取れなかったらその理由を伝える。
どちらの場合もコミュニケーションを取りながら進めていくこと満足度も上がり、次回の施術の提案もしやすくなります。

以上、パンク寸前の頭で理解した内容を書き出してみました。次回の講座もたくさん吸収したいと思います!


よく出来ました