塾生の齊藤です。
今日の授業を振り返っていきたいと思います。
今回は一つの話題に集中したというよりも、場合に応じて沢山のことを学んだので、それらをそれぞれまとめて行きたいと思います。



①基本手技の横向きはどんな人に対して有効か?

 まず横向きの基本手技でターゲットになる筋肉は大腿筋膜張筋、縫工筋、梨状筋、内転筋群(薄筋、半腱・半膜様筋など)であります。
したがってこれらの筋肉が短縮傾向にある人が対象となります。

 真っ先にあげられるのは出っ尻、つまり骨盤前傾の人です。骨盤前傾ということは股関節の屈曲筋が短縮傾向であることが考えられます。したがって腸腰筋はもちろん、大腿筋膜張筋も短縮傾向であるため圧を入れると非常に痛がることが予想されます。
またこの出っ尻の人は内転筋群を触った時も痛がることが予想されます。と言いますのも出っ尻の人はつま先重心の身体を支えるためにつま先を内側に向けて(股関節を内旋して)いるためです。


 次に考えられのは坐骨神経痛を訴えている方です。
坐骨神経痛と訴えている方の多くが筋肉性の痛みであるそうです。特にその原因は梨状筋であることが多いそうです。そしてたった今「なぜ梨状筋が縮こまると坐骨神経痛と感じてしまうのか?」という理由を書こうと考えていたら、その理由がうまく説明できないことに気が付きました。明日聞いてみようと思います。
とりあえず先に結論を書いておくと、基本手技の横向きにおいては梨状筋をターゲットに出来るので「坐骨神経痛がひどくて」と訴えている人に対しても有効なのです。
またこの梨状筋に関してはガニ股傾向の人にも有効です。ガニ股の人は股関節外旋であることが多いためです。


 次は膝痛の人です。膝痛の方は様々なアプローチの仕方がありますが、その中でも股関節外旋傾向、特に縫工筋が短縮傾向の人に基本手技の横向きは有効です。
縫工筋が最も縮こまっている人はズバリ「日常的にあぐらをかいている人」です。何故なら縫工筋は単なる股関節外旋筋ではなく、正確に機能解剖すると「股関節屈曲に伴う股関節」だからです。

その「股関節の屈曲に伴う股関節の外旋」の最たる例があぐらなのです。現に縫工筋は職人さんが作業をするときの姿勢を参考に名付けられた筋肉だそうで、それこそまさにあぐらだったのです。



とまぁここまでつらつらと書きましたが、このように地道な分類をすることが最初はどうしても必要なのかなと感じます。
横向きの基本手技に限らず、色々なパターンでこのようなデータを構築していこうと思います。





②ぎっくり腰ってなんで起こるの?

 続いてはぎっくり腰についてです。
整体を勉強すると恐らく必ず通る道だと思うのですが、経験がないので今まであまり考えてはきませんでした。
ざっくりと「腸腰筋が短縮した時に起こる」と言うのはぼんやり知っていたのですが、実際のケースを知らなかったので今回はそこを質問してきました。
当初は「腸腰筋が過緊張したときに起こるなら出っ尻の人がぎっくり腰になりやすいだろう」と考えていました。もちろんその可能性は大いにあります。おそらく間違ってはいないと思います。しかしその数が多いかと言われるとそうでもないようなのです。

 と言うのも実際にぎっくり腰になるのは、なんと骨盤後傾の人のほうが多いのだそうです。
何故かと言うと。ぎっくり腰の時に何が起こっているかと言うと単に腸腰筋がぎゅっと短縮して潰れているのではなく、腸腰筋の短縮によって本来伸ばされるはずの拮抗筋(殿筋、ハム)が伸びずにお互いで引っ張り合っている状態だからなのだそう。

イメージですと、何かの拍子に骨盤前傾に入れようとする→腸腰筋が短縮しようとする→しかし拮抗筋が伸びない→腸腰筋が力づくで縮もうとする→拮抗筋はそれ以上伸びないので(むしろ急な慎重に縮もうとする)という発生経路なのかなと考えています。


これまで実際に目の前でぎっくり腰になった方がいないのですが、整体の勉強をしていることは周りの人に話しているので有事の際には聞かれたり、もしかすると何とかしてくれと依頼されることもあるかもしれません。
そんな時の為に忘れないように準備をしておきたいものです。



③座っている時に脚が開いていくのは、なんで?

 これが最後です。
たしかにこの疑問は一度は考えたことがあります。なんならインターネットで調べたこともあります。ちなみにそのインターネットには内転筋群やら骨盤底筋群やらと、また他にも難しそうなことをこれでもかと並べてあって読むのを嫌になった記憶があります。
そんな疑問に対して、今日塾生の方から同様の質問があり、それに対してパンチ伊藤先生がお答えしていたのでそれをまとめたいと思います。

 結論から申し上げると大事な点は「寝る」と「座る」の違いです。
この違いを説明することができると「何故座っていて脚が開いていってしまうのか」を説明することが出来ます。
まず「寝る」とどうなるか?人間は体の構造上、仰向けで寝ると股関節が重力によって押され自然と股関節の外旋を起こすように設計されています。この時には自然と膝が外を向き、つま先が外に向きます。
次に「座る」とどうなるか?座ると当然ですが股関節の外旋は起こりません。ちなみにこの時の注意点は坐骨で座っているという点です。

ここまで書くとほとんどの人は「あーそういうことね」となるかと思います。つまり電車などで座っていて脚が開いていってしまう人は構造上「座っていない」のです。構造てきには「寝ている」のであります。
この事実、言われてみると納得しますがかなり衝撃的でした。なんだか笑い話のようでもありますが大変興味深い話でありました。






以上が今日の塾生レポートです。
昨日とは打って変わって随分雑な構成になってしまいましたが、今すぐに文字に起こして忘れないようにしたいという想いからひたすらバコバコ打ってアウトプットしました。
いざ自分のメディアを立ち上げた際にはそれぞれの話に肉をつけて、もう少し読み応えのある記事にしたいものです。

良くできました