塾生の齊藤です。

ついに先日7/15でもって手力整体塾を卒業しました。

思えば通い始めて1年、大変長らくお世話になりました。とは言え途中半年間ほど休んでいたので実質通ったのは半年ほどでしょうか。長いようで短く、短いようで長い、そんな手力塾でありました。


さて。学んだことを大きく分けると二つ。一つは言わずもがな「整体の技術、考え方」であります。

そしてもう一つは「自分自身」についてでありました。

この塾生ブログにおける最後の投稿では特に二つ目についてを、自分自身に向けて書きたいと思います。



結論から言いますと、僕がこの手力整体で学び得た最も大きな収穫は「自分が"コツコツ型の誠実に取り組むタイプ"だということを理解した」ことです。

ハタから見るとなんだそりゃとなるでしょうが、僕の中では一つ殻が破けたようなことなのです。

今までは何となく「コツコツ頑張ること」が格好悪いと考えていましたし、そうならないように振る舞っていました。

それは周りの目を気にしすぎた結果でした。いつの間にか、自覚の無い内に殻をつくっていたのでした。



そんな殻に日々が入ったのがM&Mです。半年間のお休みの後、復帰してから2回目の授業でパンチ伊藤先生と二人きりで話した時のことでした。

おおよそ2時間、これまでの過去について話しました。会話自体は淡々と進み、特別インパクトを残した訳ではありませんでした。

しかしそれ以後ジワジワとM&Mのことが頭の片隅に残り、そして効いてきました。

どっからどう見ても、何回考えてみても、コツコツ積み重ねている時のほうが物事を前向きに考えることが出来ると、そう確信へと変わっていったのです。



それからの卒業への道程は大変早かったです。

「私は物事を進めるのに時間がかかるんだ」、そう理解してから物事の進みが最も速くなりました。なんでしょうこの皮肉は(笑)

また整体と組み合わせる事に関しても「コツコツやってきたこと」を軸に考えると大体の方向は決まりました。



とまぁつらつらと書いてきましたが、正直言いますとまだウェブサイトの構築もしていなければ、ガッチリとコンセプトが決まったわけでもありません。それにやることも少なくありません。

が、しかし。自分のペースはこの1年間で理解しました。

続けられる形を続けられるペースで、まずは2年の継続を目処にコツコツと積み重ねていこうと思います。


そう、まずは走り出すのです。

卒業特権のホワイトボードへの言葉は「千里の道も一歩から」と書きました。何事も一歩目です。良いことばかりではない筈ですが肝心なのは常に目の前の一歩なのです。



最後になりますがパンチ伊藤先生、塾生の皆様、卒業生の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

また遊びに行きます。



齊藤


よく出来ました