塾生井藤です。ここ数回分の講座の振り返りをします。・・・とその前に、前回10月29日に投稿した記事を訂正させてください!読んでくださっている方がいるかどうかわかりませんが(笑)、せっかく先生がご指摘くださったのに、そのままにしておくのはなんとなく気持ち悪いので(*'ω'*)

次の文章に間違いが2点ありました。「スクワットのしゃがむ動作をする場合。屈曲するのは股関節、膝関節、そして足首の関節(背屈)です。もしこのときに膝上の大腿四頭筋に痛みがあるとすれば、股関節の伸筋である殿筋や、足首を背屈させるスネの前脛骨筋をよく伸ばしてあげるとよい。」と書いたのですが。。。1つめの間違いは、足首の背屈は「屈曲」ではなく「伸展」だということ。アキレス腱側からみた動きとして捉えるのですね。そして2つめは、伸ばすとよいのはスネではなく、足首を屈曲=底屈させる下腿三頭筋、いわゆるふくらはぎの筋肉でした。股関節の屈曲と、足首の伸展を邪魔しているであろう筋肉をよくストレッチしてあげることで、大腿四頭筋にかかっている負担を軽減してあげる、という訳ですね。スッキリ納得です!・・・解釈不足で、大変失礼しました。

さて、ここからは新しく学んだことを整理してみようと思います。

まずは、階段などの上下運動について。上り下りの動作では大腿四頭筋が大きく動きます。上りで膝が痛い場合は、脚を上げている側の殿筋が固くなっていて、股関節の屈曲を妨げている可能性があります。下りで膝が痛い場合は、後ろ足の下腿三頭筋が固くなっていて、足首の背屈を妨げている可能性があります。膝痛という同じ症状でも、上り下りのどちらの動きで痛みがでるのかによって、原因となりうる筋が異なってくるのです。ちなみに、よいスクワットは膝がつま先より前に出ません。そのためには、①お尻をしっかり後ろへ曲げる、②踵で地面をしっかり押す、ということがポイントとなります。山の下り道では、歩幅を狭くすると悪いスクワットになりにくく、膝への負担も軽くなります。要は、踵を残せるだけしっかり残しながら歩く、ということが膝を痛めないためには大切なのですね。

日常生活において、放っておいても弱ってしまうのはインナーマッスルと伸筋群です。常に重力の負荷がかかることでストレッチされすぎてしまい、結果、痛みが出る。ですから、対処法は伸びてしまった伸筋群を縮めること。具体的な策としては、①屈筋群をストレッチして伸筋群を縮ませてあげる、②屈筋群をほぐすことで弱った伸筋群とのバランスをとってあげる(パフォーマンスは低下する)、③伸筋群が締まるような筋トレをする(スクワットなど)、が有効となります。特定の部位を痛めないためには、身体全体を使うことが大切であり、くまなく使えることで代謝が上がってパワー(出力)も上がる、という好循環が生まれるのです。

次に、「ナンバ」について。ナンバとは身体を捻らない半身姿勢で、右手と右足、左手と左足を同時に出すような身体使いのことを指します。古武術などでも応用されているそうですが、これは農耕民族特有の動きと考えられています。鍬で畑を耕す姿勢や、苗を植える姿勢は、同側の手足が同時に前へ出ているほうが身体への負担が軽くなります。これは労働時間が長いから体力を温存しているのか、もともと体力がなかったからそのような身体使いになったのかはわかりませんが、いずれにせよ、ナンバは燃費がよく省エネな身体の使い方であることに違いはなさそうです。決してパワー(出力)が高いわけではありませんが、日本人のような農耕民族には合っている、持久力を保てる動作という訳です。

哺乳類はみな頸椎が7個ある、というオモシロイ話もありました。あんなに首が長いキリンも、首の骨は人間と同じく7個、クジラにだってちゃんと7個の頸椎があるそうです。不思議ですね。そして、二足歩行するものは鎖骨があり、四足動物には鎖骨がほとんどないのだそう。鎖骨は二本足で立ち、手を自在に動かすために必要となった骨、なのですね。

そしてもうひとつ、赤筋と白筋に関する興味深い知識を得ました。赤筋は直接脂肪を取り込めるため脂肪がつきにくく、白筋は脂肪は取り込めないけど糖質の分解に長けているため糖尿病になりにくいということです。そして、赤筋を鍛えるには低負荷・高回数で持久力をつける、白筋を鍛えるには高負荷・低回数で瞬発力をつける、ということ。自分の筋肉のタイプを知ることで、長所を伸ばすこともできますし、苦手なことをちょっぴり減らしていくためのトレーニング法も工夫できるのだな、と、ひとりワクワクいたしました。

今回は以上になります。またよろしくお願いします!

よく出来ました