塾生の小野寺道枝です。

「身体の理想は赤ちゃん」
高齢者に運動指導をしていて気になったことを質問。骨と皮のようなおばあさん、立って歩いているのだから筋肉が全くないわけではないが、ハムストリングやお尻を触ると肉っぽい弾力のあるものはなく骨に触れそうな感触。筋肉を強くしたり太くする必要はなく使えるようにしておけばよいという「筋トレ不要説」はもっともだと思っているのだが、さすがにこのような方が歩き続けるためには筋トレが必要ではないか?と…答えはNO。骨で立つことが一番きれいな姿勢で無駄な力が入っていない状態。いわば立ったばかりの赤ちゃん。必要なのは筋肉ではなくバランス。

「筋肉のない人はぎっくり腰にならない⁈」
ぎっくり腰は腸腰筋が急激に縮んで腰椎を前方へ引っ張ることでおこる。お腹を突き出し普段から腸腰筋を伸ばして使っている人に多い。重いものを持ち上げた時に起こりやすいイメージがあるが、重いものを持ち上げるときはしっかり意識をもって対象物に重心を近づけるので意外と起こりにくく、重心から離れたところにあるものを手を伸ばして取ろうとしたときなど油断したときに起こりやすい。正式には「腰部捻挫」といい腸腰筋を緩めても腰部に筋損傷は残るのでしばらく痛む。原因は腸腰筋が強く引っ張ることなので、腸腰筋が細い・弱い・使えない人にはおこらないのである。

毎回今まで思い込んでいた常識が覆されていく。いかに自分が理由を考えず聞いたことを鵜呑みにしていたのかが分かった。ちょっと古いがチコちゃんに叱られそう。


良くできました