塾生まつせです。今回、実技授業の振り返りを行います。
先日、左PSIS痛を訴えていたOさん。痛みのあった時、仰向けに寝て「仙骨が床に当たって痛い」という状態であったそう。骨盤前傾気味となり腰椎の前彎度が上がり、でっ尻傾向となっていたと考える。なぜ、骨盤前傾気味となったのか?Oさんは自身の深い考察からの梨状筋の硬さからくる横隔膜のコリに行き当たる。(※「季節性の痛み」参照)
横隔膜へのアプローチとして深呼吸運動を熱心に行った結果、横隔膜が柔かくなり骨盤前傾が和らいだのか、実技授業当日までに仙骨が刺さる状態は脱したようだった。
腰椎チェックでは胸椎7~11・12番辺りが硬くPSIS周辺、仙骨に痛みは無し。しかし痛みはないものの一通りの基本手技後、仰向けで寝た状態で背中と床には手がするする通る程の隙間があった。

先生のアプローチ~同一ライン~
①左側臥位からの腸腰筋、縫工筋、薄筋、半腱・半膜様筋を解す
②両腓骨の経絡に沿ったツボの左右差を確認(腓骨側、経絡ツボは「三陰交」?その個所は右に比べ、左が硬く指の入りが悪かった)
その時点で背中と床の間の高さは小さくなり、明らかに手が入りずらくなった。しかし左右差があり、右より左がやや入りやすい。
次いで③脊椎1行線へ直接アプローチ。胸椎7~11・12番辺りの脊椎の棘突起と横突起の間に脊柱の角度に合わせて押圧(1行線の左右で緩みを確認)ここまでで背中はかなり床に近づいた。

~構造上の類似~
次いで「首が回らない」「上に向いた時に首が詰まった感じ」又は「寝違えた」場合へのアプローチを考えた。構造上の類似から「首」繋がりからの手首・足首。胸椎第12を頸椎第1で、肩甲骨を骨盤。
腸腰筋は斜角筋辺りに置き換えられるだろうか?
頸椎7番の周囲(板状筋)を先ほどの1行線アプローチと同様に解す。また手首をぐりんぐりんに解す。結果、首の回旋と上向きがぐいんと軽くなった。施術前と視点の位置が変わり、視野が明るくクリアにを体感した。
足も同様に親指を頭、親指根元からを首、脊柱と小指側を肩と見立てる事も足裏の反射区ではあるという。学べば学ぶほどに人体は奥深い。


良くできました