塾生レポート
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開業専門の小さな整体学校手力整体塾の塾生ひとりひとりが、知識と経験を繋ぎ文章に起こす為のブログ。手に入れたいのは正解より納得解!勉強中に付き勘違い等もそのまま掲載しています。ご了承下さい。
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社会人必見!? 丹田コントロールでパワフルな身体、良い姿勢、痛みが出にくい身体が手に入る
http://tedikara.blog.jp/archives/1082174121.html
塾生の樽見です。皆さんは丹田(たんでん)という言葉をご存知でしょうか?丹田には、 ・ 上丹田(眉間中央付近) ・中丹田(胸部中央付近) ・下丹田(へその下付近)があるとされており、東洋医学、武道、瞑想などでは気の中心とされています。手力整体では「身体の重心...
jg5wwu
2024-03-10T20:50:42+09:00
塾生レポート
皆さんは丹田(たんでん)という言葉をご存知でしょうか?
丹田には、
・ 上丹田(眉間中央付近)
・中丹田(胸部中央付近)
・下丹田(へその下付近)
があるとされており、東洋医学、武道、瞑想などでは気の中心とされています。手力整体では「身体の重心」という意味で使われることが多くあります。本記事では丹田=身体の重心として扱います。
物体が一番安定するのは重心を支えた時
少し物理の話になります。
皆さんの目の前に野球ボールがあり、指1本で支えることを想像してみてください。下図のようにボール重心の真下を支えたのではないでしょうか?なぜ重心の真下を支える必要があるのでしょうか?
地球上で生活する以上、常に重力が働いています。重力とは地球の中心方向に向かって作用する力です。想像いただいたボールも常に地球の中心方向に引っ張られています。ボールを指一本で支える場合、重心と指(支点)が重力の方向に一直線に並んでいないとボールが回転する方向に力(モーメントといいます)が作用し、ボールが落ちてしまいます。つまり、指一本で支えるためには回転しようとする力を生じさせない必要がありますが、それは重心と支点(指)を重力方向に一直線に並べることで実現できるということです。
身体も回転しようとする力(モーメント)と戦っている
先ほどはボールを例にしましたが、人間の身体も重力によって常に地球の中心に向かって引っ張られています。つまり重心(丹田)と支点が重力方向に一直線に並んでいない場合は体を曲げる(または反らす)方向に力(モーメント)が働きます。ではなぜ地面に倒れ込まずに生活できているのでしょうか?理由は簡単で、モーメントに対抗するために収縮(ON)している筋肉がいるということです。一方、「え?モーメントが代わりに仕事(関節を動かす)してくれるのであれば、ONしなくていいんじゃないか?」と怠け始める筋肉が出てきます。重力は常に作用するので、丹田と支点がずれている状態が長く続くとモーメントに対抗するために収縮している筋肉が悲鳴を上げ、怠け続けた筋肉は動き方を忘れたかのように自由に動かせなくなってしまいます。
ではどうすればよいのでしょうか?
丹田と支点を一直線に並べ、様々な筋肉を使用できる状態にする
モーメントが原因なのであれば、原因を除去しましょう。モーメントを生じさせないためには重心と支点を重力方向に対して一直線に並べる必要があります。収縮もしくは怠けている骨盤周りの筋肉をストレッチや締め直しを行うことで下丹田(重心)をコントロールできるようになります。丹田と支点が重力方向に一直線に並ぶことで、これまで収縮もしくは怠けていた筋肉を使用して身体を動かすことができるようになります。信じられないぐらいのパワーが出せるようになるので、きっと驚きますよ。また、姿勢も良くなります。
ストレッチや締め直しのやり方については、ぜひ手力整体に見学に来てみてください。丹田をコントロールする術を学び、筋肉本来のパワー、良い姿勢、痛みが出にくい身体を手に入れましょう!
まとめ
・丹田は気の中心や身体の重心と言われ、上丹田/中丹田/下丹田が存在する
・地球上に存在する物体は重力の影響を受けており、重心と支点が重力方向からずれている場合は回転する力(モーメント)が作用する
・モーメントを生じさせないためには、重心と支点を重力方向に一直線に並べる
・身体もモーメントの影響を受けており、回転を止めるために収縮する筋肉と怠ける筋肉が存在する
・下丹田に近い骨盤周辺の筋肉をストレッチまたは締め直しを行うことで丹田を操りやすくなる
・丹田(重心)と支点が重力方向に対して一直線に並ぶことで筋肉本来のパワー、良い姿勢、痛みが出にくい身体を得ることができる
※文中で支点という言葉は使用しましたが、支点=関節と考えていただくとイメージしやすいかと思います。
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痛いって何?
http://tedikara.blog.jp/archives/1082108928.html
塾生の村上です。
ずっと、何年も調子良かったのですが12月ごろから急に腰痛が。
身体の事を勉強し始めて、痛みのない身体を作ることを目指す勉強をしてきたのに腰痛・・・
今回は人の身体が感じる感覚、あると嫌なもの「痛み」について書いていきたいと思います。
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shun7701
2024-02-18T12:18:03+09:00
塾生レポート
塾生の村上です。
ずっと、何年も調子良かったのですが12月ごろから急に腰痛が。
身体の事を勉強し始めて、痛みのない身体を作ることを目指す勉強をしてきたのに腰痛・・・
今回は人の身体が感じる感覚、あると嫌なもの「痛み」について書いていきたいと思います。
痛みとは何なのか
痛みは、私たちが日常的に経験する感覚であり、さまざまな要因によって引き起こされます。
痛みの定義は意外にも2020年に41年ぶりに改訂されたそうです。
(参照:https://physioapproach.com/pain-2020.html)
痛みの分類にはいくつかの観点があります。以下に、痛みの主な分類や特性を紹介します。
①部位による分類
体性痛: 皮膚や筋肉、骨などの体表に刺激が加わったときに感じる痛みです。例えば、熱刺激や機械刺激が含まれます。(体表の痛み)
機械刺激:物体が私たちの皮膚に加える圧力や振動などの刺激をの事。例えば、硬い座席に座ることや、振動する機械に触れることが機械刺激です。
熱刺激 :温度の変化によって引き起こされる刺激です。例えば、熱い飲み物を飲むことや、冷たい水に触れることが熱刺激です。
内臓痛: 内臓器官が感じる痛みで、肝臓や腎臓などの実質部は痛みを感じません。内臓痛は、内臓の過伸展や平滑筋の痙攣性収縮によって引き起こされます。
②原因による分類
侵害受容性痛: けがや外傷などの痛みで、体性痛に含まれます。熱や圧力などの刺激によって発生します。
神経障害性痛: 神経自体が損傷して直接痛みが起きる痛みです。帯状疱疹後神経痛や幻肢痛が該当します。
心因性痛 : 社会的要因などで脳自体で痛みを感じる痛みです。
③痛みの特性
早い痛み:急に発生し、しばしば鋭い感じがあります。例えば、怪我をした直後の切り傷や打撲など(急性痛)
早い痛みは神経の興奮によって引き起こされ、炎症や組織の損傷に対する警告信号として働きます。
遅い痛み:肩こりや腰痛のように継続して出る痛み(慢性痛)
遅い痛みは神経の変化や組織の損傷によって引き起こされ、持続的な不快感をもたらします。
では、痛みとはなぜ起こるのか
初めに書きましたが、痛みとは感覚です。感覚とは全て自分の身体に何かを伝えるものです。
いい匂いをかいで心が安らぐ、匂うというのも感覚
美味しいものを食べて気持ちが上がる、美味しいというのも感覚
痛みは?痛みは『体に危険を知らせる警告』なのです。
例えば、足に釘が刺さって血が出ているのに痛みが無いと気が付くのに時間がかかり、その間に大量に出血してしまうと命を落とす危険があります。
これをすぐに教えてくれる機能を人は持っているのです。
整体師が扱う痛み
私たちが目指す整体師は体の痛みを取るのではなく、結果的に痛みが和らぐ→痛くなくなることになります。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷といった急性外傷の負傷には健康保険の適用ができるのは病院や接骨院のお仕事です。
整体師が扱うのは遅い痛み(慢性痛)、筋肉の酸欠を改善する事にあります。
遅い痛みにはサイクルがあります。
痛み⇒交感神経が優位になる⇒血管の収縮⇒筋肉の酸欠⇒痛み
このサイクルを断ち切ってあげることで痛みを取り除くことができるのです。
痛みとは
痛みとは、体に危険が及んでいるという警告、危険を知らせる感覚です。
肩が凝って痛い、腰が痛い、膝が痛い、これらすべて体が何らかの危険を知らせているのです。
その原因には様々なものがあります。
痛みに近い感覚として、「かゆい」や「くすぐったい」があります。これも感覚としては不快に感じるもの。体がなにか警告しているのです。
何によって痛みが出ているのか、それを知らずして痛みを取り除くすべはないのです。
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「なぜ?」「そもそも」問答で目的と手段の齟齬に気づく
http://tedikara.blog.jp/archives/1082067441.html
塾生の樽見です。実技の時間に他の塾生から出た「大腿四頭筋を縮める運動を行うためには、膝下にタオルを置き、それを膝で押すようにするようにと指示をうけた。でも膝でタオルを押す行為は股関節の伸展なので大腿四頭筋は縮まらず、ハムストリングが縮まるのではないか?」...
jg5wwu
2024-02-04T21:21:54+09:00
塾生レポート
実技の時間に他の塾生から出た「大腿四頭筋を縮める運動を行うためには、膝下にタオルを置き、それを膝で押すようにするようにと指示をうけた。でも膝でタオルを押す行為は股関節の伸展なので大腿四頭筋は縮まらず、ハムストリングが縮まるのではないか?」という疑問について話し合いました。
大腿四頭筋、ハムストリング筋とその動作
大腿四頭筋は太腿前面にある「大腿直筋」、「外側広筋」、「中間広筋」、「内側広筋」の4つの筋肉の総称で、【膝関節を伸展させる筋】です。ハムストリング筋は大腿後面にある「半腱様筋」、「半膜様筋」、「大腿二頭筋」の3つの筋肉の総称で、膝が伸展した状態で【股関節を伸展させる筋】です。
つまり、膝でタオルを押すという行為(手段)はハムストリング筋が縮む(=股関節の伸展)ことになり、【大腿四頭筋を縮める】という目的は満たしていません。(目的と手段の齟齬)
手力整体の塾生はどう考えたか?
ここからが手力整体のすごいところで、「では、どうすれば大腿四頭筋を縮める運動になるのか」と「なぜタオルを膝で押すという指導があったのか」について考えました。
1.大腿四頭筋を縮める方法は?
前述しましたが、大腿四頭筋は膝関節を伸展させる際に使用する(=縮む)筋です。つまり、大腿四頭筋を縮めるためには膝関節を伸展させれば良いことになります。例えば椅子に座り(両足は地面につけておく)、膝から先を蹴り出すように持ち上げる(膝を中心とした円運動を行い、つま先と膝が一直線となるように持ち上げる)ことで膝関節が伸展(=大腿四頭筋が縮む)します。
2.なぜタオルを膝で押すという指示があったのか?
本質問者は高齢者に対して運動指導を行っています。おそらく今回の質問のきっかけになった指示を行った方(質問者とは別)も高齢者と関わりがある職種だと推測されます。高齢者に限らないですが、「大腿四頭筋を縮めて」と指示されても動かす部位や動かし方はわからないと思います。ですので、【動かし方をイメージしてもらうために】タオルを膝で押す「という用語を使ったのではないかと他の塾生と推測しました。(今回は膝とつま先を一直線にする動作において、膝が浮き上がらないようにするためにタオルを膝で押すという表現を使用したと推測)
目的と手段の齟齬に気づくには
「大腿四頭筋を縮めるためには〇〇する」という指示に素直に従った場合、本来の目的とは違う筋肉を縮めていた可能性があります。【大腿四頭筋を縮めたい】という目的と【◯◯する】という手段に齟齬があることに気づくことができましたが、目的を確認せず【〇〇する】部分だけを行う人がいるのも事実です。目的を把握するためには「なぜ?」や「そもそも」という言葉何度も繰り返し、問答していく必要があります。(私もよく仕事で「そもそも何がしたいんだっけ?」と言う言葉を使います)
まとめ(というかPR)
今回は塾生からでた疑問から、目的と手段の齟齬に気づくという話を紹介させていただきました。疑問を持つには知識が必要となりますが、手力整体では解剖学も学びます。座学で学ぶだけではなく、学んだ内容を実技に活かします。人から教えられた知識だけでは応用が効かなくなるときがいつか来るのだなと感じました。やはり自分で考えることが重要。別のスクールと契約する直前から手力整体の門をくぐった理由は「自分で考える力を養えそう」という理由でしたが、間違ってはなかったようです。といっても考えて結論出る前に諸先輩方がスパーンと回答出しちゃうので、まだまだ思考スピードが足りてません。。(手力整体、解剖学オンライン講座受講生募集中です)
以上、一番下っ端の塾生樽見でした。
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見た目に惑わされずに視診を行うには
http://tedikara.blog.jp/archives/1082050062.html
塾生の樽見です。機能解剖学や実技において視診を行う機会が増えてきました。巷に溢れる猫背や反り腰のような曖昧な表現ではなく、『◯◯関節の屈曲』のように解剖学的に定義された用語を用いて表現することを練習しています。ゴリゴリの理系脳である私は、例題の写真に写っ...
jg5wwu
2024-01-29T23:27:34+09:00
塾生レポート
機能解剖学や実技において視診を行う機会が増えてきました。
巷に溢れる猫背や反り腰のような曖昧な表現ではなく、『◯◯関節の屈曲』のように解剖学的に定義された用語を用いて表現することを練習しています。ゴリゴリの理系脳である私は、例題の写真に写っている情報のみで各関節の動作を判断していましたが、モデルがゆとりがある服を着たり、膝など判断に使用している部位が見えなくなった途端に判断できなくなっていました。
以下の点が重要であることを教わりました。
1.型に当てはめようとしないこと(見た目に惑わされない)
2.ストーリーをつなげること
3.施術を通して、体のことを『教えていただく』という考え方
型に当てはめようとしないこと(見た目に惑わされない)
前述したように、私は例題の写真に写っている情報のみで各関節の動作を判断していました。例えばつま先が正面を向いていれば股関節/膝関節の内外旋は無しと判断していました。しかし実際には、股関節:内旋、膝関節:外旋することでつま先が正面を向く場合があります。このように『つま先(もしくは膝)が内に向くのは股関節の内旋』という覚え方では、正しく関節の動作を把握できないことになるため、正しい施術を行えないことに繋がります。「株とかFXでチャートがこの形になったからといって、常に買い(売り)じゃないよね?」という先生の言葉が心に響きました。
ストーリーをつなげること
ある関節の動作が、その関節に付着する筋肉を介して別の関節動作に作用する場合があります。例えば、股関節を内旋させる筋肉である大腿筋膜張筋(と腸脛靭帯)は股関節の屈曲により起始部が動き、それに伴い停止部が引っ張られ、股関節が内旋します。このように、特定の関節だけ着目していても関節の状態は正確に把握することはできず、時には観察対象を全身に広げていくことも重要になります。それと同時に、「◯◯関節の状態は〇〇。つまり、◯◯筋が短縮している。ということは◯◯動作はやりにくいのではないか」というように、適切な接続詞を使いストーリーをつなげること、そのストーリーの正当性を確認するために動診や施術を行うということが重要になります。
施術を通して、体のことを『教えていただく』という考え方
先生の経験談では、視診を通して描いたストーリーも実際に施術を行うと違っていることがあるそうです。施術を通して体のことを学ぶことが多いそうで、次の施術に活かしているとのこと。
自分でできる視診の練習方法は、街行く人を観察して、真似をしてみることだそうです。諸先輩方の視診スピードと品質にはまだ及びませんが、一日でも早く追いつけるように自主練習を行っていこうかと思います。
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機能解剖学講座 第7期 (身体部位名、頭蓋、脊椎、骨盤)
http://tedikara.blog.jp/archives/1081890125.html
塾生の樽見です。11月より塾生となりました。現職は半導体エンジニアで整体や解剖学については全くの素人ですが、諸先輩方に置いていかれないように努力したいと思います。さて、先日1回目および2回目の機能解剖学をオンラインにて受講しました。個人メモとして、また、諸先...
hiroshi_tarumi
2023-12-09T20:41:16+09:00
塾生レポート
11月より塾生となりました。
現職は半導体エンジニアで整体や解剖学については全くの素人ですが、諸先輩方に置いていかれないように努力したいと思います。
さて、先日1回目および2回目の機能解剖学をオンラインにて受講しました。個人メモとして、また、諸先輩方の振り返りのお役になればと思い、まとめます。2回分をまとめてますので、分量が多めです。
誤りや工夫点ありましたら、ご指摘をお願いします。
【身体部位名】
・解剖学における共通言語を使おう
・部位名は全て音読み
上肢=肩(けん)+腕(わん)+手(しゅ)
下肢=骨盤+脚(きゃく)+足(そく)
・横隔膜を境に胸腔、腹腔が存在
【骨格】
・骨格の役割 = 筋肉の付着部、芯、造血、カルシウムの貯蔵、テコの支点
・骨は死ぬまでに形を変え続ける
・人間の骨は、成人で206個、赤ちゃんはその倍ぐらい
【頭蓋】
・頭蓋(とうがい)は横長の楕円形
・頭蓋に存在する関節は顎関節のみ
【脊椎】
・脊椎の重要な役割=中枢(脊髄)を守る
・脊椎を構成する骨には1つ1つナンバリングがなされている (頭蓋に近い方から1番)
- 頸椎(けいつい) : C1-7
- 胸椎(きょうつい):T1-12
- 腰椎(ようつい):L1-5
- 仙椎(せんつい):S1-5
・頸椎を構成する骨のなかで、特徴的なのは下記
- C1:環椎(かんつい) 文字通りリング上の骨。頭を前後にふる(うなずき)動作(環椎後頭関節が担当)において重要。 非常に滑りやすい構造。
- C2:軸椎(じくつい) 歯突起が環椎にはいり、環軸関節を構成(頭を左右に振る動作を担当)
- C3〜C7は同じような構成で、椎体、椎弓が椎間板を介してつながっている。あまり動かせない。
- C7:大きく上を向く/下を向く際に作用。C6-C7間にて頸椎ヘルニアが起こりやすい
・胸椎には肋骨がつく部分が存在する(横突起)
・T12(胸椎と腰椎の境)は胸椎と腰椎をつなぐ。圧迫骨折が起こりやすい。
・腰椎は関節面のつき方が頸椎、胸椎と異なる(前後に動ける関節)
・脊椎を構成する骨が中空構造となっているのは、脊髄が通るため
【骨盤】
・ASIS(上前腸骨棘)。骨盤の前傾/後傾をはかる指標の一つ
・PSIS(上後腸骨棘)
【四肢(下肢)】
・股関節のケアは大事
・華希望額的基本肢位
【余談】
これまでの人生で敬遠してきた解剖学をまさか学ぶことになるとは思いませんでした。高校時代は解剖学が面白そうじゃないと思い、生物は選択せずに物理を選んだ人間です、、とにかく、覚えることが多いですね。
教室で諸先輩方が受講する姿を見学させていただきましたが、常にどうしてそうなるのか?を考えられていた姿に影響され、自分の歩き方を分析しながら歩くようにしてみました。踵から着地した衝撃を膝で受ける際、膝が左右に揺れている様子。それを補うために股関節が無意識に内旋もしくは外旋しているのではないか?というのが現状の見立て。見学会で大腿筋膜張筋(股関節内旋の主動作筋)および縫工筋(股関節外旋の協力筋)の硬さを指摘されたので、実は合ってるのかな、、答えは自身のスキルアップにより判明するようです。
歩行時に使用している筋肉、使われていない筋肉を意識することで、歩行に必要なエネルギーが減ったような気がしています(軽い力で楽に歩ける)。日常生活に必要なエネルギーを節約するための整体術習得を目指している私にとっては大きな収穫になりました。
使用していない筋肉を使うことは大事ということで、バランスボールを購入しました。在宅勤務が多いので、椅子をバランスボールに変えてみようと思います。効果は別途報告します!
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