1月以来、何度か講義に出てきた正しい歩き方。
ゼロ度で立つとつま先は外を向いている。だから歩く時もつま先は外向きで歩く。
これで歩いてみると、踵から母指へと自然に重心をかけていける。

今までは、つま先を真っ直ぐ前に向けて母指で蹴り出してという風に意識してたけど、それだと少し足を外反させないと母指で蹴り出せない。歩きずらいのは内転筋群が弱いのだと思っていました。つま先外向きの歩き方だとそういう事もありません。

歩行、足裏の重心移動

正しい歩き方で歩き始めて二三日して、余りつま先を意識しないで歩ける様になった頃、道を間違えて2時間位歩いた日がありました。その日は夜になっても足がポカポカ暖かく、まるで足を入念にマッサージされた様になっていた。10年位前から足が冷えて冬はレッグウォーマーが欠かせなかったのだが、ウォーキングをする様になってふくらはぎの冷えはとれてきた。
だが足は一時的に暖まっても、寝る頃には冷えて時には靴下を履いて寝ると言う様な事もあった。しかしその日は、足の様々な筋肉が、今日はちゃんと仕事をしたぞーと興奮している感じで、熱を持って少し腫れている様に思えた。
翌日からはそれほど熱を持つ様な事は無くなったのですが、それ以来足の冷えは無くなりました。
でも、仰向けになって足を底屈して寝ていると時々足に冷えを感じる事があります。
そういう時は足の指でグーパーをすると直ぐ暖かくなるようになりました。
正しい歩き方で歩くと、歩くための筋肉が全てまんべんなく使われるという事を実感した経験でした。