塾生の村上です。
先輩塾生の小野寺さんが運動指導をしているいくつかの場所で、シニアの方々数人から同時期に「脛(スネ)の外側が痛い」と言われたそうで、シニアの方達になぜ共通した脛の外側(腓骨筋)の痛みがでるのかと問題提起してくれました。
生理学と物理をもとに「なぜ?」を考えてみたいと思います。
①日常のなかでその痛みを生み出す何かがあるはず
複数人が同じような場所が痛くなる。という事はみんなが共通して同じこと(例えば同じ運動)を一緒にやったであろうことが考えられますが、今回は同じグループの方達だけではなく、複数のグループでなのでこれは考えにくい。
となると「共通した日常的な何か」があるのではないかとなるのです。
腓骨筋が縮む時、どこの関節がどうなっているのか?と考える。
これを関節の動きで言うと「足関節の外反」。
足関節を外反させた時に脛の外側の筋肉『腓骨筋』が頑張って縮まっている状態が長く続くから痛くなる。
それではまずどんな時に腓骨筋が頑張った状態が長く続くのか。
例えば
・スキーのボーゲンをしている時
・両足の土踏まずでサッカーボールに乗っかった時
・足の小指側を痛めた状態で歩く時
(これらは全て自分が実際に経験し、感じたたものです)
どれも、足の内側に体重をかけた状態。
でも、これらは日常的にその動作を行なっているものではないですよね。
それでは、日常的に足の内側に体重がかかった状態なることはあるのだろうか?
日常生活で足の筋肉を常に使うのは立っている時と歩いている時。より筋肉が動くのは歩いている時。
歩き方に原因があるのでは?
内股で靴の内側がすり減る歩き方の人(X脚?)
これは腓骨筋が縮められているので頑張ってはいないか、、、
シニアの方達の歩き方、観察すると脚を開いて歩いている人が結構多い!O脚?
足関節は内反状態?
より内反しないようにキープしようとする時に腓骨筋は頑張る?
これが怪しい。
では、脚を開いて歩くとどうなるのか。
歩く時に体が倒れないようにするには、重心の真下に足を置いておかなければならない。
方足立をしてみると分かる。
脚が開いた状態を股関節の外転、股関節を外転させて方足立したら軸足を起点に逆足を開き身体を反対側へ倒してバランスを取らなければ立てない。
でも、脚を開いて頭をそんなに大きく左右に振って歩いている人はほとんど見かけない。
しかし、脚を開いてあるくシニアの人達は多い。脚を開いて頭をブラさず方足立をすると身体は立っている脚と反対側に倒れてしまう。
倒れてしまうからすぐ逆の脚を着かなければならない。
歩幅が狭く。脚を開いて歩く!!
これはよく見かけるシニアの方達の歩き方!日常!!
あれ、腓骨筋は?
腓骨筋は、方足立になった瞬間に倒れようとする身体を軸足側の脚の外側全体の筋肉で耐える。その時、股関節外転の筋肉である中臀筋、大腿筋膜張筋らと共に足関節外反の筋、腓骨筋が頑張っている。
一瞬が続く歩くという動作を繰り返すために他の筋より弱い腓骨筋が先に悲鳴をあげて痛みが出ると言うメカニズムになる。

先輩塾生の小野寺さんが運動指導をしているいくつかの場所で、シニアの方々数人から同時期に「脛(スネ)の外側が痛い」と言われたそうで、シニアの方達になぜ共通した脛の外側(腓骨筋)の痛みがでるのかと問題提起してくれました。
生理学と物理をもとに「なぜ?」を考えてみたいと思います。
①日常のなかでその痛みを生み出す何かがあるはず
複数人が同じような場所が痛くなる。という事はみんなが共通して同じこと(例えば同じ運動)を一緒にやったであろうことが考えられますが、今回は同じグループの方達だけではなく、複数のグループでなのでこれは考えにくい。
となると「共通した日常的な何か」があるのではないかとなるのです。
腓骨筋が縮む時、どこの関節がどうなっているのか?と考える。
これを関節の動きで言うと「足関節の外反」。
足関節を外反させた時に脛の外側の筋肉『腓骨筋』が頑張って縮まっている状態が長く続くから痛くなる。
それではまずどんな時に腓骨筋が頑張った状態が長く続くのか。
例えば
・スキーのボーゲンをしている時
・両足の土踏まずでサッカーボールに乗っかった時
・足の小指側を痛めた状態で歩く時
(これらは全て自分が実際に経験し、感じたたものです)
どれも、足の内側に体重をかけた状態。
でも、これらは日常的にその動作を行なっているものではないですよね。
それでは、日常的に足の内側に体重がかかった状態なることはあるのだろうか?
日常生活で足の筋肉を常に使うのは立っている時と歩いている時。より筋肉が動くのは歩いている時。
歩き方に原因があるのでは?
内股で靴の内側がすり減る歩き方の人(X脚?)
これは腓骨筋が縮められているので頑張ってはいないか、、、
シニアの方達の歩き方、観察すると脚を開いて歩いている人が結構多い!O脚?
足関節は内反状態?
より内反しないようにキープしようとする時に腓骨筋は頑張る?
これが怪しい。
では、脚を開いて歩くとどうなるのか。
歩く時に体が倒れないようにするには、重心の真下に足を置いておかなければならない。
方足立をしてみると分かる。
脚が開いた状態を股関節の外転、股関節を外転させて方足立したら軸足を起点に逆足を開き身体を反対側へ倒してバランスを取らなければ立てない。
でも、脚を開いて頭をそんなに大きく左右に振って歩いている人はほとんど見かけない。
しかし、脚を開いてあるくシニアの人達は多い。脚を開いて頭をブラさず方足立をすると身体は立っている脚と反対側に倒れてしまう。
倒れてしまうからすぐ逆の脚を着かなければならない。
歩幅が狭く。脚を開いて歩く!!
これはよく見かけるシニアの方達の歩き方!日常!!
あれ、腓骨筋は?
腓骨筋は、方足立になった瞬間に倒れようとする身体を軸足側の脚の外側全体の筋肉で耐える。その時、股関節外転の筋肉である中臀筋、大腿筋膜張筋らと共に足関節外反の筋、腓骨筋が頑張っている。
一瞬が続く歩くという動作を繰り返すために他の筋より弱い腓骨筋が先に悲鳴をあげて痛みが出ると言うメカニズムになる。

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