塾生の樽見です。

先日、新林公園のハイキングコースを歩きました。様々な種類の樹木、草花、昆虫、傾斜や高さが違う階段、一歩ごとに異なる地面の状況などなど、様々な情報が目に飛び込んできて、思考がフリーズ状態となりました。視界には入っているのですが、見たことを覚えていないのです。

そんな思考停止状態で歩くこと数分、樹液に蝶や昆虫が集まっているのを見つけました。「カブトムシいるんだろうか?」という考えが頭をよぎった瞬間、周りの樹木の表面を見ている自分がいました。しばらくすると、「樹木の表面って、ツルツルしたものやゴツゴツしたものがあるし、種類が異なる樹木が結構植わっているな」という思考になり、このような思考の遷移が何度も行われることで、徐々に冷静にハイキングコース内の風景を観察することができるようになりました。


教訓
1.情報過多で思考フリーズしたときは、まずなにかポイントを一つ決めてみよう
2.ポイントの良し悪しは知識や経験によって変わる。最初から最善ではなく、まず決めて(やって)みる(+その結果から、知識や経験をUpdateする)


実はこれって、視診や動診でも同じではないかと思った次第です。

視診や動診はポイントを決めずにやると、「どこを見ればよいかわからない」ので、「何をすればよいかわからない」つまり思考フリーズに陥ります。では観るためのポイントはなにか。

「姿勢や状態」から、「短縮している筋に注目する」ですね。これは知識としてオンライン講義や実技で与えられています。これをきっかけに相手の身体を「観る」。そうすると、縮んでいる筋(=ほぐしたい)と伸ばされている筋(=痛みとして知覚される、触らない筋)が見えてき、さらに身体の連動まで考えたときに、全体としてどこを施術すべきか、また、動診においてできる動作、できない動作について推測できるようになります。

前述しましたが、観るポイントの良し悪しや、最善なものを最速で見つけるには、日常から様々なものを観る経験を積むことで習得できるものと考えられます。観るためのポイントは、自分が得意とするものから派生させていくのが良いかと思いますが、普段と同じことをするとなかなか新しいポイントを発見する機会が少ないので、「新しいこと」を「まずやってみよう」ということになります。

私自身、自然から学ぶことが多いと感じていますので、手近なハイキングコースを歩くようにしています。7月17日には鎌倉市の建長寺〜円覚寺まで「天園ハイキングコース」を歩きました。さらに新しい取り組みとして、前回ブログで紹介したYoutubeチャンネル(▶こちら◀)にハイキングの様子を公開しました。「動画に映えそうなものはなにか」とキョロキョロしつつ、撮影のために行ったり来たりしながらのハイキングでしたので、800mを2時間かけて、身体と頭を全開運転させました。動画は90秒ほどにまとめていますので、ご覧いただく方がなにかに気づくきっかけになれば幸いです。

ハイキング途中で思考が止まったのですが、それは多分糖分不足です。。短時間ハイキングでも甘いものは必要・・・。。




よく出来ました